【朴政権崩壊】 韓国検察が朴槿恵前大統領の逮捕状を請求 地裁が30日に審査 |
【ソウル=桜井紀雄】 韓国検察は27日、朴槿恵(パク・クネ)前大統領(65)の逮捕状をソウル中央地裁に請求した。検察の取り調べに対し、朴氏は収賄など13件の容疑を全面的に否認しており、「事案は非常に重大で、証拠隠滅の恐れがある」と判断した。地裁は30日午前から逮捕状発付の可否を審査し、31日未明には決定が出る見通し。朴氏が逮捕されれば、大統領経験者として1995年の盧泰愚(ノ・テウ)、全斗煥(チョン・ドゥファン)両氏に続き、3人目となる。検察は27日の発表で「(朴氏が)強大な大統領の地位と権限を利用した」と強調。贈賄側は既に逮捕されており、逮捕状を請求しなければ「公平性に反する」と指摘した。朴氏と友人の崔順実(チェ・スンシル)被告に対する贈賄罪などで、政府から独立した「特別検察官」(特検)は先月、最大財閥、サムスングループ経営トップでサムスン電子副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告を逮捕・起訴した。賄賂の総額は約束分を含めて約433億ウォン(約43億円)。地裁によると、逮捕状請求で検察は、高額の賄賂犯罪などを処罰する特定犯罪加重処罰法上の収賄容疑などを適用した。同法違反で有罪となれば、懲役10年以上の重刑となる。無期懲役もありうる。朴氏は同法違反に加え、崔被告が実質支配した財団に対する計約774億ウォンの出資を大企業に強いた職権乱用や強要、大統領府秘書官を通じて機密文書を崔被告に渡した公務上機密漏洩などの容疑が持たれている。朴氏をめぐっては憲法裁判所が10日に罷免を決定。不訴追特権を失った朴氏は12日、「真実は必ず明らかになると信じている」というコメントを出した。21日から調書の確認を含め、21時間半に及ぶ検察の事情聴取を受けた。出頭時に「国民に申し訳なく思う。誠実に聴取に臨む」と述べた。・・・ 2017.3.28 、産経新聞 00:32更新 配信より
私のコメント: 平成29年3月27日、韓国検察は、朴槿恵 前大統領の逮捕状をソウル中央地裁に請求した。検察の取り調べに対し、朴氏は収賄など13件の容疑を全面的に否認しており、「事案は非常に重大で、証拠隠滅の恐れがある」と判断した。ソウル中央地裁は30日午前から逮捕状発付の可否を審査し、31日未明には決定が出る見通し。