石見 : 12年ぶり 島根県わさび品評会 津和野で開催 |
品評会は、県内の生産者でつくる県山葵協会が、技術や意欲の向上を目的に1960年に始めたが、生産者の減少で2005年を最後に開かれていなかった。
同協会の田村清己会長が「今後も生産者と行政が一体となってよりよいワサビ作りに励みたい」とあいさつ。続いて、県農業技術センターの役員ら5人が形の整い具合や光沢など色合い、粘りの強さなどを項目に審査し、18人が表彰された。
最優秀の県知事賞に選ばれた同町左鐙の安見真司さん(43)は「これからも生産者同士で競い合い、全国で通用するワサビを作りたい」と話した。
会場には出品されたワサビが並び、来場者は香りを確かめたり、すりおろして味わったりして、県内産ワサビを堪能した。 ・・・ 2017/03/26、山陰中央新報 配信より