<米空母>数日で日本海に 北朝鮮をけん制する狙い |
【ジャカルタ平野光芳】オーストラリア訪問中のペンス米副大統領は22日、米原子力空母「カール・ビンソン」が数日以内に日本海に到着するとの見通しを示した。核・ミサイル開発で挑発を繰り返す北朝鮮をけん制する狙いがある。「中国はもっとできることがある」とも述べ、北朝鮮に対し中国が「外交・経済的な圧力」を強めるよう求めた。ターンブル豪首相との会談後の記者会見で明らかにした。会談では北朝鮮対策で中国に外交的な働きかけを強めることで一致し、ペンス氏は「中国が北朝鮮に対処できなければ、米国とその同盟国が対処する」と改めて強調。軍事力行使も否定しない強硬姿勢を示して北朝鮮に圧力をかけた。一方、ペンス氏は米豪がオバマ前政権下で合意していた米国への難民移送計画について「合意を守る」と明言した。この計画について今年1月、トランプ氏はターンブル氏との電話協議で「爆弾テロリストを輸出しようとしている」と非難したとされ、両国間に険悪な空気が流れていた。トランプ政権側が「極めて重要な歴史的同盟関係」(ペンス氏)を考慮し、態度を軟化させた格好だ。会談では中国が海洋進出を強める南シナ海問題や、米国の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)離脱後の経済交流や貿易についても話し合った。 ・・・ 2017/4/22(土) 、毎日新聞 21:22配信 より
私のコメント : オーストラリア訪問中のペンス米副大統領は22日、米原子力空母「カール・ビンソン」が数日以内に日本海に到着するとの見通しを示した。北朝鮮に対し中国が「外交・経済的な圧力」を強めるよう求めた。ターンブル豪首相との会談で、ペンス氏は「中国が北朝鮮に対処できなければ、米国とその同盟国が対処する」と改めて強調。