「井原勝介 -草の風のノート-」にて
公表されている、今回の内容については、関心を持っていってもらいたいと願う。
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井原勝介 -草の風のノート- より
緊急の公開質問状の提出
2017年5月29日 (月)
岩国市長と防衛大臣あてに、緊急質問状を提出した。もちろん、北朝鮮問題であり、主な内容は、次の通り。
今朝もミサイルが発射されるなど、半島の緊張が続いている。そうした中で、このまま空母艦載機が移駐されれば、岩国がミサイル攻撃を受ける危険性はさらに高まる。 しかし、先日の説明会でも積極的に触れることなく、岩国市の危機感はまったく感じられない。自治体の最大の責任である市民の安全を守るために、半島の緊張が緩和されるまで、当分の間、艦載機の移駐の延期を求めるべき。また、ミサイル攻撃に備えた岩国独自の対策を早急に検討し実施すべきである。
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岩国市長 福田良彦 殿
2017年5月29日
市民政党「草の根」
代表 井原勝介
北朝鮮問題に関する公開質問状(緊急)
北朝鮮は、国連決議に違反して、核開発とミサイルの発射を繰り返しており、緊張が高まっている。そうした中で、在日米軍基地が攻撃対象にされていることが明らかになり、日本にミサイルが飛んで来るのではないかという不安が現実のものになった。
加えて、日本海に展開する空母ロナルド・レーガンの艦載機が、まもなく岩国に移駐されることになっており、最悪の事態になれば、岩国基地は直接紛争に関与することになる。すなわち、艦載機の移駐により、岩国がミサイル攻撃を受ける危険性はさらに増大すると思われ、市民の不安が高まっている。
そこで、下記の通り、緊急の公開質問状を提出するので、文書で速やかに回答されたい。
記
1.これまで、艦載機の受け入れに当たっては、騒音や事故など安全安心対策や地域振興策などがその判断基準とされてきたが、そうしたものを通り越して、今、市民の安全を根底から覆す恐れのある緊急事態が発生しているのである。しかしながら、市民の安全を守るための対策などについては、いまだ、何の説明もなされていない。
新しい事態に対応して、これ以上市民を危険に晒さないよう、少なくとも朝鮮半島の緊張が緩和されるまで、当分の間、空母艦載機の岩国移駐の延期を求めるべきではないか。
2.先般、岩国市から緊急時の対応として「弾道ミサイル落下時の行動について」という指針が示されたが、「頑丈な建物や地下街などへ避難すること」「屋内の場合には、窓から離れること」など一般的常識的なものが例示されるのみで、かえって市民の不安は高まっている。
国の方針をそのまま伝えるだけではなく、岩国基地の実態に応じた具体的かつ効果的な対応策を早急に検討し、必要な施設設備の整備を進めるとともに、各種訓練を実施するなど、基地を抱えるまちとしての独自の対策をとるべきではないか。