旧東独でメルケル氏苦戦 右翼政党AfD人気の背景は |
ビターフェルト=高野弦
2017年9月5日02時08分
24日投開票のドイツ総選挙に向けて、遊説中のメルケル首相が、旧東独地方で激しい批判にさらされている。昨年の地方選挙で、新興右翼政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の得票率がメルケル氏の与党・キリスト教民主同盟(CDU)を大きく上回ったザクセン・アンハルト州ビターフェルトの会場をたずねた。ビターフェルトは、ベルリンから特急列車で1時間ほどの小都市だ。かつて炭鉱があった一帯は大きな湖に生まれ変わっていた。現在は化学工場などが雇用の受け皿だが、失業率は7・9%と、ドイツの平均に比べて高い水準にある。演説が始まったのは29日午後5時。すでに1千人を超えるとみられるAfDの支持者らが湖畔の遊説会場を取り囲んでいた。「メルケルは消え失せろ!」。メルケル氏の登壇とともに大合唱が取り巻く。かたやCDUの支持者は数百人ほどだ。「諦めたり、ブーイングを飛ばしたりするのではなく、協力しようとする人々に感謝したい」。メルケル氏の言葉も、AfD支持者の笛の音でかき消されがちだった。会場近くでAfDの旗を配っていた年金生活者のミハエル・ボックさん(70)は「難民をたくさん受け入れたせいで、子どもたちの学校のクラスが成り立たなくなっている。彼らの将来が心配だ」と話した。ボックさんは長年CDU支持者だったという。だがシリアなどからの難民申請希望者100万人以上を受け入れたメルケル氏の選択で見切りを付けた。 「旧東独時代にはベトナム人が多く住んでいたが、彼らはインテリで、ドイツ社会によくなじんだ。しかし昨今やってくる難民たちはわけが違う」。ドイツ語を学ぼうとせず、文化にもなじもうとしない、と自説を語った。隣で話を聞いていた妻のエレンさん(67)も「夜、通りを歩いていたら自転車に乗った黒人に、理解できない言葉で話しかけられた。とても怖かった」と話す。それからは、夜の外出時はなるべく自動車を使うようにしているという。「旧東独時代は自由のために戦ったが、難民のせいでその自由がまた脅かされている」とも話した。難民が社会保障費で保護を受けていることも不満だという。「年金生活者は、洗濯機が壊れても直すお金に困っている。なぜ我々が払っている税金で、難民にお金をあげる必要があるのか」
記者席のすぐ横で、黙ってメル…
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・・・ 2017年9月5日、朝日新聞デジタル 02時08分
私のコメント : 9月24日投開票のドイツ総選挙に向け、遊説中のメルケル首相が、旧東独地方 昨年の地方選挙で、新興右翼政党「ドイツのための選択肢」(AfD)の得票率がメルケル氏の与党・キリスト教民主同盟(CDU)を大きく上回ったザクセン・アンハルト州ビターフェルトの会場をたずねた。ザクセン・アンハルト州 ビターフェルトは、化学工場などが雇用の受け皿だが、失業率は7・9%と、ドイツの平均に比べ 高い水準にある。

































