防府市庁舎建て替え問題 駅北案に懸念相次ぐ |
毎日新聞 2017年6月18日 地方版
老朽化が進む防府市庁舎を、JR防府駅北側に移転新築する市の計画が、交通渋滞の悪化などを懸念する市民の反対に直面し迷走している。市は3月に「駅北」移転の基本計画をまとめたばかりだが、12日の市議会定例会で松浦正人市長は、現在地で建て替える計画案の策定も表明。駅北案の具体化も進めて両案を比較する目的だが、出そろうには数年はかかるとされ、予定している2027年度の新庁舎移行は困難な情勢だ。【脇山隆俊】
「庁舎を中心地に回帰させることでコンパクトシティーの一助となる」。今年1月、市内であった新庁舎建設について考えるシンポジウムで、松浦市長は駅北の利点を力説し、集まった市民約420人に「乗り越えていかなくてはいけない道だ。ご協力とご英断を期待している」と理解を求めた。 市の基本計画によると、駅北の建設予定地は、現庁舎から北東に約650メートル離れた市有地(約7200平方メートル)で、周辺の民有地を少なくとも3700平方メートル買収し、8階建て庁舎(延べ床面積1万8000平方メートル)を造る。総事業費は民有地の取得費を含め約109億円と試算する。 しかし、市が基本計画策定前に市民の意見を募ったパブリックコメントでは、反対や慎重な対応を求める内容が全体の8割を占めた。4月に市内16地区であった住民説明会でも「現在地より敷地面積が狭く、交通渋滞も予想される」「事業費が現在地建て替えと比べ約10億円膨らむ」など否定的な意見が相次いだ。 市の基本計画は、16年5月の有識者委員会の検討結果に基づいている。駅北案と現在地建て替え案を検討していた委員会は「将来を見据えた中長期的なまちづくりが図れる」として駅北案を選定した。だが、ある市議は「最初から『駅北ありき』で計画が進み、市民の声をまったく反映していない」と市の姿勢に疑念を投げかける。市が基本計画をまとめた後、市議会は3月定例会で、現在地を建て替え候補地とする計画案を新たに策定するよう求め、全会一致で決議した。 庁舎移転には、市議会に庁舎の位置に関する条例改正案を提案し、出席議員の3分の2以上の同意を得る必要があるが、大半の市議は反対か慎重姿勢を示している。 一方、現庁舎のうち、築63年で最も古い1号館は耐震補強もできない状況だ。市庁舎建設室の石丸泰三室長は「庁内で検討できる事については早急に詰め、遅れを取り戻せるように努力したい」と語る。市には、市民への丁寧な説明と同時にスピード感ある対応が求められている。 〔山口版〕 ・・・ 2017年6月18日、毎日新聞 山口版より
私のコメント : 平成29年9月6日(水)、山口県と広島県の知事が山口県 長門市で会談し、会談のあと山口県 村岡知事は、「これからも広島県との連携をさらに深め、地域活性化につなげていきたい」と述べ、また広島県 湯崎知事は、「互いに切磋琢磨して、広島県を発展させていきたい」と話した。

































