山口市長選 有田市議、出馬へ 議場内で異例表明 ・・・ 4選目指し、渡辺氏も正式表明 /山口 |
2017年9月12日
任期満了に伴う山口市長選(10月22日告示、29日投開票)で、市庁舎の現在地建て替えに反対する市議の有田敦氏(49)が11日、立候補を表明し、市議を辞職した。現職の渡辺純忠氏(72)も同日、4選を目指して出馬することを正式表明した。【祝部幹雄】
有田氏は、11日午後の市議会一般質問で、市が4日発表した現在地での庁舎建て替えを再考するよう求め、渡辺氏が「私どもの提案をぜひご理解いただきたい」などと答弁すると「理解できない。直ちに市議の職を辞し、市長選で信を問う」と、議場内で異例の出馬表明をした。直後に議長へ辞職願を提出した有田氏は、報道陣の取材に対し「庁舎問題はいったん白紙に戻すべきだ」と語った。
有田氏は周南市生まれ。間もなく山口市に転居し、現在は市南部の嘉川地区に暮らす。専修大卒で、衣料品会社勤務後の2003年、旧山口市議選で初当選し、05年に誕生した合併新市でも3期連続当選した。
一方、渡辺氏は、11日午前の市議会一般質問で、自民系主流会派の議員に進退について問われ「皆さんの支援が得られるのであれば、引き続き市政運営に当たりたい」と述べて、4選立候補の意思を明らかにした。
渡辺氏は、庁舎建て替えや、新山口駅北地区の整備、人口減少対策など市政の重要課題に継続して取り組む必要性などを強調した。対抗馬となる有田氏は辞職前、自民系少数会派に所属。党籍も持っており、自民支部の対応が注目される。
市長選を巡っては、共産党も候補擁立を目指している。
〔山口版〕 ・・・ 平成29年9月12日 毎日新聞 地方版 より
私のコメント : 平成29年9月、任期満了に伴う山口市長選(10月22日告示、29日投開票)で、有田氏は、9月11日午後の市議会一般質問で、山口市が9月4日発表した現在地での庁舎建て替えを再考するよう求め、渡辺氏が「私どもの提案をぜひご理解いただきたい」などと答弁すると「理解できない。直ちに山口市議の職を辞し、山口市長選で信を問う」と、山口市議場内にて、その出馬の表明をされた。その直後、山口市議の有田敦氏は、山口市議会議長へ、山口市議の辞職願を提出した。有田氏は、報道陣の取材に対し「庁舎問題はいったん白紙に戻すべきだ」と語った。現在地 その建て替えについては、その反対をされる 山口市議 有田敦氏が9月11日、山口市長選へ向け、その立候補を表明された。