接戦区、各党が最後の追い込み…衆院選終盤戦に |
10/19(木) 13:50配信
衆院選(22日投開票)は終盤戦に入り、各党は対立候補と接戦を展開する選挙区に狙いを定め、最後の追い込みに入った。自民党は、49の重点選挙区を決めて、安倍首相(党総裁)ら幹部を集中的に投入し、議席のさらなる上積みを目指す。伸び悩みが伝えられる希望の党は、首都圏を中心に反転攻勢をかける戦略だ。首相は19日昼、重点区である奈良1区内の生駒市で街頭演説し、「この選挙区は激戦だ。どうか厳しい選挙だが、力を与えてほしい」と声を張り上げた。その後、首相は重点区の京都6区を含む関西の3選挙区を回る予定だ。報道各社の情勢調査で自民は優勢だが、党幹部は「与党の勝ちすぎを嫌う有権者の揺り戻しが怖い」として引き締めに躍起となっている。公明党は、いずれも立憲民主党の候補と競り合う北海道10区と神奈川6区を重点区に位置付けた。山口代表は公示後、すでに2度、北海道入りし、18日は神奈川6区のある横浜市内で街頭演説を重ねた。これに対し、希望は「選挙の顔」である小池代表が、都知事の公務を抱えながら応援演説を行う。重点区は設けないが、浮動票の取り込みを狙って首都圏を中心に支持を訴える構えだ。小池氏は19日朝、千葉県鎌ヶ谷市で街頭演説し、「『安倍1強政治』をこれ以上許してはいけない」と強調した。午後は都庁で公務をこなし、夕方には岡山へ入る予定だ。各紙の情勢調査で躍進が伝えられた立憲民主党は19日以降、枝野代表や福山幹事長が東京や神奈川、埼玉などで街頭に立つ。同党は、25選挙区のうち16選挙区で候補を擁立した東京を重視しており、19日夜には「東京大作戦」と銘打って、秋葉原で大規模な演説会を行う。共産党は、前議員が出馬する選挙区を中心に16の「必勝区」で党幹部らが支持を呼びかける。日本維新の会は、地盤の大阪で候補を擁立した15選挙区に、松井代表ら幹部が集中的にテコ入れを図る方針だ。
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2017/10/19(木) 、読売新聞 最終更新 17:02 配信より
私のコメント : 平成29年10月、報道各社の情勢調査で自民は優勢だが、党幹部は「与党の勝ちすぎを嫌う有権者の揺り戻しが怖い」として引き締めに躍起となっている。 希望は「選挙の顔」である小池代表が、都知事の公務を抱えながら応援演説を行う。重点区は設けないが、浮動票の取り込みを狙って首都圏を中心に支持を訴える構えだ。立憲民主党は19日以降、枝野代表や福山幹事長が東京や神奈川、埼玉などで街頭に立つ。同党は、25選挙区のうち16選挙区で候補を擁立した東京を重視しており、19日夜には「東京大作戦」と銘打って、秋葉原で大規模な演説会を行う。共産党は、前議員が出馬する選挙区を中心に16の「必勝区」で党幹部らが支持を呼びかける。 公明党は、北海道10区と神奈川6区を重点区に位置付けた。