与謝野晶子の未発表の和歌発見 直筆で最古 兄への思いつづる |
5/22(火) 22:35配信、産経新聞 配信より
堺市出身の歌人、与謝野晶子(1878~1942年)が東京で暮らす兄に会いたいという気持ちを詠んだ未発表の短歌が見つかり、市が22日発表した。晶子が19歳のころの作品で、直筆で確認されている短歌では最も古いという。専門家は「習作とみられるが、幼い晶子の感性の鋭さが読み取れる」と評価している。
短歌は「よひよひに 天の川なみ こひながめ 恋こふらしと しるらめや君」の一首。晶子が明治31年7月に東京にいた兄の鳳(ほう)秀太郎(ひでたろう、鳳は晶子の旧姓)の妻、玉枝(たまえ)にあてた手紙に登場する挿入歌で、天の川を眺めながら、なかなか会えない兄を思う晶子の気持ちが読み取れる。
晶子は鉄幹と結婚したことなどから秀太郎とは絶縁しており、市は「娘時代は晶子が兄夫婦と親密な関係にあったことが分かる貴重な手紙」と指摘。また、七夕にちなんだ季節感を盛り込みつつも、兄への強い思いをにじませる歌で、後の晶子の才能の萌芽(ほうが)を感じさせるとして、解読した天理大の太田登名誉教授(日本近代文学)は「浪漫派短歌を確立させた歌人・晶子の誕生前夜を考える上で大事な歌である」と述べた。
手紙は秀太郎の親族から借り受けたものだが、晶子の字が読みづらく専門家らが解読を進めていた。市は手紙のレプリカを23日から6月18日まで堺市堺区の「さかい利晶(りしょう)の杜(もり)」(与謝野晶子記念館)で公開する。
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私のコメント : 平成30年5月23日、山口県立徳山商工高等学校 岩本武久校長と私は、対談する。
平成30年5月23日、文部科学省 文部政務官室 秘書係に、私は、今までの経緯についての説明に関する、連絡文を送信した。
平成30年5月22日、大阪府 堺市出身の歌人、与謝野晶子(1878~1942年)が東京で暮らす兄に会いたいという気持ちを詠んだ未発表の短歌が見つかり、堺市が22日発表した。晶子が19歳のころの作品。
与謝野 鉄幹は、山口県 周南市 徳山女学校で 国語の教師を4年間勤めた。大正8年(1919年)に慶應義塾大学文学部教授に就任、昭和7年(1932年)まで在任して、水上滝太郎、佐藤春夫、堀口大学、三木露風、小島政二郎らを育てた. 1921年(大正10年)に建築家・西村伊作、画家・石井柏亭そして妻・晶子らとともにお茶の水駿河台に文化学院を創設。同じ頃、第二次『明星』を創刊。しかし, 1922年(大正11年)の森鴎外の死は、鉄幹にとって、打撃であった。