オスプレイ、滋賀・高島で日米共同訓練 |
2013/10/16付、日本経済新聞 配信より
陸上自衛隊と米海兵隊は16日、滋賀県高島市の饗庭野(あいばの)演習場で、沖縄県の普天間基地に配備されている新型輸送機MV22オスプレイを使った日米共同訓練を行った。オスプレイを国内の日米共同訓練で使用するのは初めて。防衛省には、本土での共同訓練にオスプレイを使用することで、機体の安全性を示し、沖縄の負担軽減を強調する狙いがある。滋賀県の嘉田由紀子知事は訓練終了後、報道陣に「少しでも沖縄の基地負担が軽減されたなら、理解できるところがある」と述べた。訓練に参加したオスプレイ2機は15日、普天間基地から経由地の山口県の岩国基地に移動。16日午前に同基地を離陸し、饗庭野演習場に到着した。台風26号が日本列島に接近していたため、防衛省はオスプレイを飛行させるかどうかぎりぎりまで検討していた。饗庭野演習場では8~18日の日程で、陸自と米海兵隊が定期共同訓練を実施している。防衛省によると、オスプレイは、日米が共同で敵を攻撃する場面で使用。自衛隊と米軍の攻撃を受けた敵部隊が逃げるのを妨害する目的で、陸自と海兵隊の隊員を敵の逃走経路上に運び込む役割という。普天間基地には、昨年10月以降、計24機のオスプレイが配備された。日米両政府は、沖縄の負担軽減のため、本土でオスプレイの訓練を拡大する方針で合意しており、饗庭野の訓練が初めてのケースとなった。防衛省は、今月25日に高知県で実施される南海トラフ巨大地震を想定した日米共同訓練でも、オスプレイを使用する予定。〔共同〕
私のコメント : 平成30年10月6日、今まで、陸上自衛隊と米海兵隊は、滋賀県 高島市 饗庭野 演習場にて、沖縄県 普天間基地に配備の新型輸送機MV22オスプレイを使った日米共同訓練を行っている。その際、オスプレイを国内の日米共同訓練で使用するのは初めてであった。 滋賀県 高島市 饗庭野 演習場における、今後の日米共同訓練 展開も、見守りたい。