戦国武将は「華道」をやっていた!? 女性初の次期家元が語る |
2017.9.15 07:00週刊朝日#林真理子 配信より
華道家の四代目池坊専好さんの登場です。今年公開された映画「花戦さ」では、千利休らと親交があった初代専好の役を野村萬斎さんが演じ、話題になったばかり。戦国時代は豊臣秀吉などの武将が華道をたしなんでいたそう。作家・林真理子さんとの対談で語ってくださいました。
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林:秀吉が咲き誇る朝顔を見に利休の庵に行ったら、全部刈り取られていて、お茶室に一輪だけ飾られていたという有名な話がありますよね。映画では専好さんが初めて千利休のところに行くと朝顔が咲いていて、そのうえで一輪生けてあるじゃないですか。お花のおうちの方としては、全部取っちゃうのはちょっと忍び難くてああなったのですか。
池坊:いや、取っちゃうこともありますよ。たくさんのものじゃなくて、いかに取捨選択して必要な一輪だけにしていくか、ほかの余分なものは切り捨てて、究極の一輪、究極の一枝にすることがとっても重要で、足し算の美ではなくて、引き算の美を考えています。だから、朝顔の一輪という話はとても相通ずるところがあるなと思います。
林:あの時代は男性がたしなみとして花を生けてたんですね。
池坊:そうなんです。明治期に女子教育に取り入れられる以前は、生け花をするのはほとんど男性で、むしろそれがあたりまえだったんです。
林:そうなんですか。
池坊 実は去年池坊では、若手男性陣による生け花ユニット「IKENOBOYS」を発足しました。男性が生け花をするのは珍しいことじゃないんだよということを、皆さんに知っていただこうと思っています。
林:男の人たちが必修教養で花を生けるって、なんだかいいですよね。
池坊:生ける花も、カラフルな花ばっかりじゃなくて、松とかヒバとか緑の太い木を生けてる姿は凛々しい感じがしますね。
林:萬斎さんはおばあさまが池坊をやってらしたので、はさみの使い方も知っていたそうですね。
池坊:読経の指導もうちのお寺(京都・頂法寺=六角堂)の者がさせていただいたんですが、萬斎さんは狂言というきちっと型がある世界で生きてこられたから、読経の姿がとっても板についていて、昔からされてたのかなと思うぐらいでした。型をパッととらえて自分のものにする力がすごくあるんだと思いますね。
林:脚本は森下佳子さんで、今、「おんな城主 直虎」を書いてる実力派の方ですね。
池坊:まじめなテーマを森下さんが鋭い感性で料理されて、セリフや表現はコミカルなところもあるので、ところどころで笑っていただけたら。映画の最初と最後は、専好が石を積んで亡くなった方に花を手向けるのですが、ああいう場面に生け花の原点、本質が出ているなと思います。
林:出演者はすごく豪華ですね。野村萬斎さん、市川猿之助さん、佐藤浩市さん、中井貴一さん……。
池坊:ねえ。本当にすごい(笑)。
林:池坊さんのリクエストですか。
池坊:いえいえ、篠原(哲雄)監督、小滝(祥平)プロデューサーと東映さんのお力で、こちらは何も言ってないです。映画化に関しては全面的におまかせしました。生け花の作品協力はしましたけれども。
林:今、池坊さんは全国で門人の方は何人いらっしゃるんですか。
池坊:支部は日本で約400、海外で約100あります。
林:池坊が全国的に大きくなったのは江戸時代ですか。
池坊:そうですね。江戸のころに門弟さんが薩摩や琉球まで広がったということが、『永代門弟帳』に書いてあります。
林:薩摩のお侍がお花をやってたんですか。
池坊:けっこう武将が華道をやってたんです。心を整えるとか修練のためにね。そして明治期になると、女子教育の中に生け花が取り入れられるようになるわけです。
林:昭和40年代から50年代は、企業が女子教育に力を入れて、お茶とお花の教室をやってましたよね。会社でお花をやって、それを紙に包んで持ち帰る若い女性をよく見ました。
池坊:あのころは生け花がいちばんよかった時代で、花嫁修業的な要素もあって、会社の福利厚生の一環で、皆さんがお花を生けて持って帰るのが一般的な風景でしたね。
林:女性のたしなみとして、お花は池坊、お茶は裏千家が常識でした。
池坊:当時に比べると、会社にもそんな余裕はありませんし、様変わりしました。今は、会社の帰りにお稽古ができて、何回やればこれぐらいのお免状がとれますよという、とてもわかりやすいシステムを導入してるんです。それに若い方がけっこう来てくださって。生け花人口そのものは減ったんですけど、やりたい人が自発的にやる形に変わってきたのかなと思います。
※週刊朝日 2017年9月22日号
池坊専好(いけのぼう・せんこう)/1965年、京都府生まれ。四十五世家元専永氏の長女由紀として生まれる。89年に得度し、華道家元次期四十六世に指名される。2015年に「由紀」から名を改め、「四代目専好」として活動をスタート。国内外で積極的に生け花振興に力を注ぐ。紫雲山頂法寺(六角堂)副住職、日本いけばな芸術協会副会長、アイスランド共和国名誉領事なども務める。著書に『花の季』、『いけばなときもの』(共著)などがある。(撮影/写真部・岸本絢)
私のコメント : 平成30年10月23日、昭和40年代から50年代は、企業が女子教育に力を入れて、お茶とお花の教室をやってましたよね。会社でお花をやって、それを紙に包んで持ち帰る若い女性をよく見ました。
昭和40年代から50年代の歌謡曲、歌手にも、当時、その余裕と貫禄があった。太田裕美「 12ページの詩集 」
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都留で3人の歌姫出演 太田裕美さんらヒット曲を熱唱
山梨日日新聞-17 時間前
都留で3人の歌姫出演 太田裕美さん らヒット曲を熱唱 ... 数々のヒット曲を持つ3人の歌姫が出演する「オーケストラで歌う 青春ポップスコンサート」(都留楽友協会主催、山梨日日新聞共催)が20日、都留・都の杜うぐいすホールで開かれた。
私のコメント : 平成30年10月23日、山梨県 都留・都の杜うぐいすホールで、10月20日に、3人の歌姫が、出演されて 太田裕美さん らが、ヒット曲を熱唱した。





安倍首相と財務省の“密約” 来夏に衆参ダブル選挙説が急浮上
2018/10/23 07:00 ( ※週刊朝日 2018年11月2日号 )、2018 Asahi Shimbun Publications Inc. 配信より
10月24日に臨時国会が召集されるが、片山さつき、柴山昌彦、宮腰光寛の各氏ら新閣僚の醜聞が噴出。安倍晋三首相は消費税率を来年10月1日から10%に引き上げると改めて示し、野党に情報戦を仕掛けている。増税を2度も延期した張本人である首相を動かした裏にはある“密約”が……。安倍首相が増税を発表した2日後の10月17日、麻生太郎副総理兼財務相は上機嫌だった。都内のホテルで行われた「都議会のドン」こと内田茂氏の「旭日中綬章を祝う会」に出席し、こんなジョークを飛ばした。「あまり週刊誌によく書かれないのは内田さんにしても、麻生さんにしても一緒なんだけど……(場内爆笑)」自らを「麻生さん」と語り、会の発起人代表の森喜朗元首相と笑顔で話していた。会場から立ち去る麻生氏に消費税増税について、本誌が直撃すると、「しゃべれないよ。変な記者には無理」と言い放った。自民党派閥領袖がこう言う。「安倍首相、昭恵夫人が引き起こした森友疑惑に巻き込まれた財務省は、国税庁長官、財務事務次官らの首が飛んだ上、自殺者と20人の処分者を出した。麻生さんは内心、怒り狂ったが、それでも総裁選で安倍さんの3選を支えた。安倍さんはそんな麻生さんに頭が上がらず、真っ先に財務相続投を決めた。これまで選挙のために2度も増税を土壇場で見送り、麻生さんと財務省の顔を潰してきたが、来年10月の増税見送りはさすがに許されないだろう。森友疑惑の封印と引き換えに予定どおり実行するという暗黙の“密約”があるとされている」さらに安倍首相は昨年の衆院選で消費増税を財源に幼児教育の無償化などを公約として勝利しただけにやらざるを得ないというのだ。財務省キャリア官僚もこう話す。「麻生さんが財務省のトップじゃなくなったら、増税できないというのは事実。過去に2度も菅(義偉)官房長官、今井(尚哉)首相秘書官ら官邸組にひっくり返されていますから。結局、株価や景気が落ち込むと支持率が下がるという考え方が自民党の主流。その中で、真っ向から、社会保障のため財政健全化をやらないと持たないと、安倍首相に対し突きつけられるのは麻生さんしかいない」とはいえ、安倍首相は2015年10月に予定されていた消費増税を延期し、17年4月の予定も再延期した前科がある。自民党の平沢勝栄衆院議員はこう語る。「増税は必要だと思うが、景気が落ち込んで税収が減ったら何にもならない」菅官房長官は会見で「リーマンショック級のことがあったら、引き上げの先送りも含めて検討する」と延期の可能性に含みを残す発言をしているが、本当に実行されるのだろうか。「今回ばかりは100%、引き上げられると言える。過去の延期の際は、増税をやりますと言いながら明確な指示は官邸からなく、何もしないで過ぎていった。今回は『キャッシュレス決済を利用したら2%のポイント還元をする』『自動車・エコカー減税』など具体的な施策がすでに検討されており、財務省だけではなく、内閣府を中心に各省庁のトップを集め、霞が関全体で増税に向けて議論をしている。増税後に景気が落ち込まないように、何ができるのか、とこの1年、経済財政諮問会議でも活発に議論されてきた。今更、後戻りは許されないでしょう」(前出の財務官僚)10月に第4次安倍改造内閣が発足したが、“お友達”と各派閥推薦の入閣待機組ばかりが採用され、内閣支持率は一向に上がらず。それどころか、唯一の女性閣僚である片山さつき地方創生担当相が国税庁に「口利き」したという疑惑を週刊文春に報じられ、片山氏は文春側を提訴、火消しに躍起だ。また大臣就任会見で教育勅語について問われ、「道徳などに使うことができる」と発言し、波紋を呼んだ柴山昌彦・文部科学相も週刊ポストで政治資金疑惑を報じられている。さらに本誌が10月15日(ウェブ版)、特報した宮腰光寛・沖縄北方担当相が談合などで行政処分を受けた複数の企業から献金を受け取っていた問題で、宮腰事務所が「献金を返還することで(業者と)合意した」と表明するなど、醜聞が相次いでいる。政治ジャーナリストの角谷浩一氏はこう指摘する。「増税発表を首相がした瞬間から、『来夏の参院選の直前には増税を撤回する』という噂も同時に流れること自体、安倍内閣に増税をやりきる力がないのではと疑われている証拠なのです。消費増税の在り方を国会で真剣に議論しなければならない時期なのに、新閣僚に政治とカネの問題が噴出。こういう閣僚に囲まれて、安倍さんは何をやっているの?と国民に呆れられているのです」発足以降、これまで一貫して「政高党低」といわれてきた安倍内閣だが、最近はこのヒエラルキーに変化が起こっているという。「安倍官邸は最近、霞が関や永田町界隈で急速に力を失っている。首相自身が『勝つ』と公言していた沖縄県知事選、那覇市長選などで惨敗。まだ任期3年を残しているが、まわりから人が離れ、求心力が落ちている。新閣僚の醜聞が続出するなど組閣にも失敗し、自民党内のブーイングは日増しに高まっている。来年10月に増税を控え、来夏の参院選はかなり危ないのではないか」(自民党幹部)安倍首相は総裁選直後、宿願である憲法改正について今国会で論議したいと言及したが、党内でまったく盛り上がっていない。さらに首相にとって頭が痛いのは公明党の存在だ。作家の大下英治氏はこう言う。「3年前の安保法制の強行成立のときは、自民党の高村正彦前副総裁が仕切って、公明党の北側一雄副代表を説得して、法案を通した。それが響いて、昨年の衆院選では公明党は5議席も減らした。公明党は平和の党なのに、安倍さんの進める憲法改正とか、軍備増の路線に近寄りすぎると、支持母体の創価学会からの批判が強まっているんです。公明党が全力でサポートした沖縄県知事選で惨敗したのも、創価学会が割れて対立候補に票が流れた結果です。この上、安倍さんの改憲に付き合ったら来夏の参院選でまた議席を減らすかもしれないとかなり警戒している」前出の角谷氏もこう指摘する。「安倍さんの宿願であっても、憲法改正に今、国民はまったく関心がないでしょう。むしろ、消費税で頭がいっぱい。社会保障など税金の使い道に高い関心を持ち、国会できちんと論議してほしいのです」四面楚歌の安倍官邸が密かに起死回生の逆転ホームランを打つべく狙っているのが、来夏の衆参ダブル選挙だという。「野党共闘が成立すれば、来夏の参院選は1人区で自民党が議席を減らす可能性が高い。そこで不意打ちで衆参のダブル選挙を仕掛ける。すると、衆院ではまだ候補者すら野党は見つけていない状態なので大混乱は必至。火事場泥棒的に勝利し、官邸の求心力を取り戻し、任期中に改憲まで持っていきたいという皮算用です。そのため、引退した元貴乃花親方など票が取れる目玉候補を担ぎ出そうと必死で探しています」(前出の自民党幹部)そうした安倍官邸の皮算用はどこまで通用するのか……。(本誌・上田耕司、田中将介/今西憲之)
※週刊朝日 2018年11月2日号
私のコメント : 平成30年10月23日、増税は必要だと思うが、景気が落ち込んで税収が減ったら何にもならないという意見にも、国民からは、それに、耳を傾ける必要性がある。
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<地方選>自民支援候補が相次いで敗北、党内に警戒感
10/22(月) 21:08配信、最終更新:10/22(月) 21:34
毎日新聞 配信より
自民党が支援する候補が地方選で相次いで敗北し、党内に警戒感が広がりつつある。21日投開票の那覇市長選で与党系候補が敗れ、沖縄県では知事選から3連敗。千葉、兵庫両県でも計2市長選を落とした。地元の保守分裂という「不運」もあったが、国政の与野党対決を持ち込まれての敗戦続きで、2日の内閣改造・党人事で発足した新執行部は、来年の統一地方選と参院選に向けて立て直しに躍起だ。【竹内望、浜中慎哉】
「国政は国政でしっかり運営したい。地方の首長選は政党選挙ではない」。自民の萩生田光一幹事長代行は22日の記者会見で、相次ぐ敗北は政権運営に影響しないと強調した。だが実際には9月の自民党総裁選で安倍晋三首相が3選して以降、地方選の悪循環に歯止めがかからない。沖縄県知事選(9月30日投開票)で敗れ、「選挙の顔」としての首相に疑問も漏れる中、首相は信頼する甘利明氏を選対委員長に起用して立て直しを期した。ところが沖縄県では豊見城(とみぐすく)市長選、那覇市長選と、玉城デニー新知事が推した候補に与党系が連敗。さらに沖縄以外でも今月14日の千葉県君津市長選と21日の兵庫県川西市長選で敗れ、「悪い流れ」(自民党中堅)は止まらなかった。豊見城と君津では保守系候補が分裂して共倒れしており、自民党内には「野党がうまくいっているわけではない」という楽観論もある。ただ、与党系が敗北した地方選はいずれも、立憲民主など主要野党が連携して対立候補を支援した。2016年の前回参院選で、全国32の1人区(改選数1)で野党統一候補が11勝と善戦したことと重なる。自民の閣僚経験者は「来夏の参院選でも野党に一本化されたら、目も当てられない」と話す。今後も悪循環を断ち切れる保証はない。新潟市長選(28日投開票)も、自民の元参院議員と元市議が保守分裂選挙に陥った。自民選対は「一本化すれば勝てる」とみていただけに、「敗れれば甘利氏の調整力に疑問符が付く」(党幹部)との声も漏れる。山梨県知事選(来年1月27日投開票)でも、保守系の現職に対し、自民の元衆院議員が出馬を表明。地方選を取りこぼす展開が続けば、首相の求心力低下がじわじわ進む可能性もある。
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私のコメント : 平成30年10月22日、自民党が支援する候補が地方選で相次いで敗北し、党内に警戒感が広がりつつある。 今後も悪循環を断ち切れる保証はない。新潟市長選(28日投開票)も、自民の元参院議員と元市議が保守分裂選挙に陥った。自民選対は「一本化すれば勝てる」とみていただけに、「敗れれば甘利氏の調整力に疑問符が付く」(党幹部)との声も漏れる。山梨県知事選(来年1月27日投開票)でも、保守系の現職に対し、自民の元衆院議員が出馬を表明している。

































