断水に通行止め 影響拡大 |
周防大島町では、22日、島と本州側を結ぶ大島大橋に外国船籍の貨物船が衝突したとみられ、橋に設置された送水管や光ファイバーのケーブルが破断して、町内のほぼ全域となるおよそ9000世帯で断水が続いています。
大島大橋は、点検のため、22日夜から通行止めとなっていて、23日朝は7時すぎに2トンの水を積んだ給水車3台が本州側の柳井市の柳井港から島へ向けてフェリーで出発しました。
島に到着した給水車は、5か所で給水活動を続けたほか、島内2か所の病院にも提供されました。
県大島防災センターの駐車場では午前9時半から給水が行われ、大きな容器を持って待っていた住民たちが次々と給水を受けていました。
70代の男性は「水がないので洗濯ができません。仕事が休みなので給水に来ることができましたが、仕事の日は難しいので困ります」と話していました。
また、70代の女性は「トイレや料理は給水でまかなえてもお風呂だけはどうにもなりません。早く元に戻ってほしいです」と話していました。
給水所の場所は変更となる可能性があり、町では最新の情報を随時、防災行政無線で伝えることにしています。
一方、勤務先や学校へ向かう人たちは定期便のフェリーや町が臨時に用意した連絡船を利用しました。
住民の移動手段を確保するため、周防大島町は椋野漁港と本州側の柳井港を結ぶ臨時の連絡船を用意し、1日4往復しました。
漁港には運航を知った住民が集まり、勤務先や学校に向かう人たちが8時20分発の便に次々と乗船しました。
高校1年生の女子生徒は「帰りの出発に間に合うようにするには部活動を諦めないといけないので困ります」と話していました。
また40代の会社員の女性は「定員になったら帰りの便に乗ることができないと言われたので心配です」と話していました。
一方、柳井港では周防大島町の伊保田港を経由して愛媛県松山市の三津浜港に向かうフェリーに乗る人のほか、県内各地から水を積んだ給水車などが集まりました。
周防大島を経由する便は1日に4往復ありますが、運行会社によりますと、車両での渡航は24日まで予約で埋まっているということです。
周防大島町の自宅に帰るという80代の男性は「橋が通行止めになったので、車内で一晩を過ごしました。早くなんとかしてほしい」と話していました。


































