【速報中】竹下氏「午後は片山劇場になるんじゃないか」 |
2018/11/01 13:01 、朝日新聞デジタル 配信より
■自民党総裁選と内閣改造を受けた臨時国会は、1日の予算委員会から与野党の攻防が本格化します。安倍晋三首相の説明や野党の追及をタイムラインで追います。
■「大臣、簡潔に」 野田氏、しびれきらして山下法相に3回(14:00)
政府が臨時国会で成立を目指す出入国管理法(入管法)改正案が取り上げられた。立憲・長妻氏が「結局この法案で、何人、外国人労働者が増える見込みなのか」とただした。
ところが、答弁に立った山下貴司法相は「まず移民ということについて」と、移民の定義を巡る説明を読み上げ始めた。予算委の野党理事が委員長席に詰め寄り、「何を答えているんだ」と野党席からヤジが飛ぶ。それでも山下氏は「前提を答えています」と答弁を続けた。
長妻氏は手を振って制止しながら、「委員長、止めて下さい」と野田聖子衆院予算委員長に注意を求めた。野田氏は当初、議場に「静粛に」と呼びかけていたが、しびれをきらし「大臣」と呼びかけ、「簡潔に答えてください」と3回繰り返した。
注意に気づいた山下法相は「(数値を)お示しできるように、精査しているところであります」と結んだ。山下氏の暴走ぎみの答弁は2分近くに及んだ。
■麻生氏「財務省OBの発言にいちいちコメントするのはいかがなものか」(13:50)
立憲・長妻氏が麻生太郎財務相の続投を批判した。公文書改ざん問題を巡って発言している財務省OB職員と意見交換したとして、「麻生大臣が政治責任を一切取らないことについての憤りが、彼らが声を上げることになった」と指摘した。
これに対し麻生氏は「退官されたOBの方々の発言に、いちいちコメントするのはいかがなものか」。「いちいち」に野党席がざわつくと、「一つ一つってのを、いちいちって言うんじゃないんですか?」と、変わらぬ「麻生節」。「ひとつひとつ丁寧に言った方がよろしいんですか。今申し上げたとおり、(意見を)拝聴させて頂く」と続けた。
長妻氏は「現役の方が言えるはずがない。役所を変えないと、とOBが言わざるを得ない状況だ」と反論した。
■立憲・長妻氏「デマ飛ばすのやめて」 首相の野党批判にクギ(13:30)
午後、野党の質問が始まり、冒頭から激しいやりとりになった。
トップバッターの立憲民主党の長妻昭代表代行は、首相が野党の姿勢を批判していることにかみついた。立憲が先の通常国会に25本の議員立法を提出し、内閣が提出した法案のほとんどに賛成していることを挙げ、「あんまり『何でも反対』『対案がない』とデマを飛ばすのはやめてもらいたい」と述べ、首相にクギをさした。
■公明・石田氏「現実の政治できるかが大事」と野党批判(13:20)
公明党の石田祝稔氏が、野党批判を始めた。立憲民主党の枝野幸男代表が10月29日の衆院代表質問で、公明党の推す軽減税率制度を「天下の愚策」と批判したことに触れ、「じゃあそれに代わるものがあるのか。現実の政治でできるかが大事だ」「(他の制度を)具体的にこうすればできる、と聞いたことがない」と語気を強めた。
ここまで与党の質問が続き和やかなやりとりだったが、突然飛んできた「矢」に野党席もざわついた。この後は立憲民主党の長妻昭代表代行が登場。委員室に緊張感が漂い始めた。
■午後の質疑、公明から始まる(13:00)
午後1時、衆院予算委員会の午後の質疑が始まった。公明党の石田祝稔氏が学校へのエアコン設置について尋ねている。
■竹下氏「午後はたぶん、片山劇場になるんじゃないか」(12:00)
「午前中は落ち着いた感じですが、午後はたぶん…。片山劇場になるんじゃないかと思います」。自民党の竹下亘前総務会長は竹下派の会合でこうあいさつし、午後の衆院予算委では週刊文春で「口利き疑惑」が報じられた片山さつき地方創生相への野党の追及が激しくなるとの見通しを示した。
竹下氏は「激しい議論もありますが、政権を担当する我々は批判も含めて全部受け止めることが、政権を担当する責任だ」と続けた。自民党の各派閥は毎週木曜昼に会合を開いており、会長らのあいさつが、その後の政治の流れに影響を与えることも多い。
■午前の質疑終わる 午後は立憲が質問(12:00)
正午過ぎ、午前の質疑が終わった。午後1時に再開し、公明党の石田祝稔氏に続いて、1時半から立憲民主党の長妻昭代表代行が登板する。今日は立憲から4氏が質問に立つ予定で、激論となりそうだ。
■石破派唯一の閣僚、政府見解の棒読みで終了 委員会ざわつく(寸評=岡本智記者)
この日、当選3回ながら石破派から「一本釣り」されて初入閣した山下貴司法相が答弁デビューしました。
派閥の親分である石破茂氏が、自民党総裁選で安倍晋三首相に真っ向から論戦を挑んだばかり。さて山下氏は、担当の外国人労働者受け入れ拡大について質問されると、「政府としては、国民の人口に比して一定程度の規模の外国人、その家族を期限を設けることなく受け入れることで国家を維持する政策をとることを考えていない、ということで説明しており……」と政府見解の棒読みで終了。委員会がざわつきました。
与野党の攻防が予想される重要法案の責任者として、首相の代わりに矢面に立たされる役回りです。山下氏は元検事。今後の審議でどのような答弁で国民を納得させられるか、手腕が問われています。
■石破派の4人、論客ぞろいだが出番なし(寸評=岡本智記者)
9月の自民党総裁選で善戦したものの敗北し、党の総務会に主要派閥で唯一、一人もメンバーを出せなかった石破派。党の要職から派閥議員が外されていますが、衆院予算委員会の名簿には31人の自民委員のうち4人が名を連ねました。
石破茂氏本人に加え、ベテランの山本有二元農水相、伊藤達也元金融相、若手の石崎徹氏が、首相と質問者のやりとりを見守っています。論客ぞろいですが、この日の質問者には選ばれていません。内閣改造後から石破派を担当する私にとっては歯がゆく、首相に遠慮しない的確な質問でいずれ論戦を盛り上げてほしいものです。
■10時過ぎから目立つ防衛相の中座 辺野古工事の対応か(11:30)
1日の衆院予算委は全閣僚の出席が求められているが、午前10時過ぎから、岩屋毅防衛相が中座する姿が目立っている。同省は1日朝、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とする名護市辺野古での工事を再開したばかり。対応に当たっているとみられる。
沖縄県は8月、故・翁長雄志前知事の方針に従って辺野古の埋め立て承認を撤回。10月31日、国交相が防衛省の申し立てに従って承認撤回の効力を停止した。法的には工事が再開できる状況となったが、同日には野党7党・会派が岩屋氏に対し、工事再開前に県と協議するよう要請した。
効力停止からわずか1日での工事再開が、県や野党の批判を招くのは必至だ。
■社民・吉川氏「野党が一致結束して徹底追及したい」(11:00)
社民党の吉川元・幹事長は国会内で記者会見し、「今日は午後から野党の質問。片山さつき地方創生相はいくつもいくつも疑惑が出てきたし、辺野古(への米軍普天間飛行場の移設)の問題もある。野党が一致結束をして徹底的に政権を追及したい」と語った。
10月31日までの各党の代表質問に対する安倍晋三首相の答弁について、吉川氏は「自分の都合の悪いことは一切触れなかった」と批判。「首相は『丁寧な説明』と言いながら、加計(かけ)問題にしろ森友問題にしろ、まったく何の説明もしていない。予算委員会はやりとりができるので、やりとりの中で問題を明らかにしたい」と述べた。
■「答えなさい」「何を聞きたいんだ」 かじ取りで変わる論戦の魅力(寸評=岡本智記者)
質問に対して1回答弁すれば済む本会議の代表質問とは違って、質問回数に制限がなく丁々発止の攻防が繰り広げられる予算委員会は国会論戦の主戦場です。委員長は「行司役」。そのかじ取り一つで、論戦の魅力は大きく変わってきます。
2010年から約1年間、自民党の国会対策委員会担当だった私にとっての名委員長は、民主党の故・中井洽(ひろし)氏。当時の菅直人首相ら閣僚の答弁が不十分だと思えば「聞いたことに答えなさい」といさめる。意図が不明確な質問に対して「君は何を聞きたいんだ」と諭す――。与野党問わず平等に差配する姿に、ベテランのすごみを感じたものです。
審議時間などをめぐって与野党の折り合いがつかない時には、自民党の筆頭理事だった武部勤氏がキャラを生かして与党側をしかりつける「見せ場」をつくるのがうまかったのを覚えています。野田聖子さんはどんな「落としどころ」の探り方を見せるのでしょう。
■地元や業界の要望を取り上げがち…与党の質問、腕の見せどころは(11:00)
自民・橋本岳氏が2人目の質問者。西日本豪雨での避難所の環境整備を取り上げ、「雑魚寝」をやめて「段ボールベッド」を導入する意義を訴えた。「避難所の景色を変えれば災害関連死や二次被害を防ぐことができる。それをやるのはいつですか、今でしょう」
3人目の自民・堀井学氏も、北海道胆振(いぶり)東部地震への対応をただした。安倍晋三首相に「復旧復興への決意をお願いします」と尋ね、首相は「政府一丸となって全力を挙げる」と応じた。
与党議員の質問はどうしても、地元の話題や業界の要望を取り上げて政府の「決意」を求めることが多く、緊張感が薄れがち。地元に立脚しつつ、どうすれば意義あるやりとりになるか、腕の見せどころだ。
■安倍首相「判決に対する韓国政府の前向きな対応を期待」 元徴用工訴訟(10:00)
続いて自民・岸田氏は、韓国大法院(最高裁)が元徴用工への賠償を日本企業に命じた問題を取り上げ、「日韓関係、どのようにマネージしていくのか」と首相に問うた。
首相は「今般の判決は国際法に照らせばあり得ない判断」と厳しく批判。一方で「日韓間の困難な諸課題をマネージしていくためには、日本側のみならず韓国側の尽力も必要不可欠」と指摘し、「判決に対する韓国政府の前向きな対応を強く期待している」と踏み込んだ。
政府はこれまで、西村康稔官房副長官が31日の記者会見で「韓国政府がどのような対応をするのか、しっかりと見極めたい」と述べるにとどめていた。
■外国人材の受け入れと「移民政策」の違い、岸田氏にもゼロ回答(09:40)
自民・岸田氏が、外国人労働者の受け入れ拡大に論点を移した。
政府は「移民政策」について「国民の人口に比して一定程度の規模の外国人と家族を期限を設けず受け入れ、国家を維持していく政策」と定義し、今回は違うと説明している。岸田氏は「もう少し国民に分かりやすい説明を」と注文した上で、こんな提案をした。
「例えばこういう聞き方ならどうか。政府は移民政策と違うと言う。では移民政策を導入した場合と、政府の取り組みを導入した場合、10年後、それぞれ日本の国はどう変わるか。これにお答え頂くことで、移民政策との違いを説明することはできないか」
ところが、答弁した山下貴司法相は、例の「定義」を読み上げた上で、「将来にわたって適切な制度運用が期待できる」と述べるばかりで、与党に対しても「ゼロ回答」。ヤジが飛ぶ中、岸田氏は「ぜひ国民に分かりやすい説明をこれからも心がけて頂きたい」と苦笑いするしかなかった。
■委員長デビューの野田氏、首相ら閣僚の答弁をどう差配(寸評=岡本智記者)
1日の衆院予算委員会では、野田聖子氏が委員長としての初仕事に挑んでいます。
野田氏は1年2カ月務めた総務相を10月に退任したばかり。内閣改造で女性閣僚が1人にとどまったため、政権の掲げる「女性活躍」を国会でアピールするねらいで起用されました。午前9時に始まった予算委で、委員長席から「内閣総理大臣、安倍晋三さん」と指名するなど、落ち着いた出だしに見えます。
野田氏は朝日新聞のインタビューで「予算委は与野党の主戦場と言われるが、国民のための委員会でもある。国民目線からそれることがあれば、速やかに軌道修正するのが私の役割」と意気込んでいました。質問に真正面から答えようとしない姿勢への批判が続く安倍首相ら閣僚の答弁をうまく差配できるでしょうか。
■自民は全質問者が被災地選出 「赤坂自民亭」出席の岸田氏ら(09:10)
「今年も本当に多くの大型の災害が連続して発生しました」。トップバッターの自民党・岸田文雄政調会長はこう質問を切り出した。午前中は自民、公明両党の質問時間となっており、自民からは岸田氏(広島1区)、橋本岳氏(岡山4区)、堀井学氏(北海道9区)、坂本哲志氏(熊本3区)の4人が順に登板する。
2014年の広島土砂災害、一昨年の熊本地震、今年の西日本豪雨と北海道胆振(いぶり)東部地震。4氏はそろって、最近の自然災害で被災した道県から選出された議員たちだ。
今年7月の西日本豪雨では、災害が迫る中で首相や岸田氏を含む自民議員が、赤坂の議員宿舎で「赤坂自民亭」と称して酒宴を開いていたことが批判を受けた。災害対策を前面に出したラインナップとすることで、負のイメージを改善する狙いがありそうだ。
■衆院予算委スタート 首相ら全閣僚が出席(09:00)
衆院第1委員室で予算委員会が始まった。10月24日に召集された臨時国会で、初めての開催。安倍晋三首相ら全閣僚が出席し、与野党が質疑する。
■入管法・沖縄に野党焦点 片山氏も追及へ きょうから衆院予算委
臨時国会は11月1日から衆院予算委員会での論戦が始まる。野党は外国人労働者の受け入れ拡大や、沖縄の米軍普天間飛行場の辺野古移設、「閣僚の資質」問題などで安倍晋三首相や片山さつき地方創生相への追及を強める構えだ。
10月31日まで3日間行われた衆参の代表質問は、委員会のような「一問一答」が行われない。野党の追及を首相が「言いっ放し」でかわす場面が相次いだ。
31日、外国人労働者の受け入れ拡大について、国民民主党の大塚耕平代表代行から「移民政策ではないと強調するのはなぜか」と問われた首相は「広くご理解頂けるよう取り組む」と答えるのみ。野党議員に「答弁漏れ」を指摘されて再登壇しても、「様々な意見がある中で大きな政策転換を行うべきではないと考えているから」との答弁だった。
野党6党・会派の国会対策委員長は31日、予算委で連携して政権追及を強めることを確認。立憲民主党の辻元清美国対委員長は「代表質問のように『ごまかし答弁』で終わり、というわけにはいかない」と記者団に語った。
野党側は外国人労働者の問題のほか、政府が進める辺野古移設について「沖縄の民意無視」、首相が意欲を見せる改憲には「自衛権の範囲を大幅に拡大する」と批判を強める。消費増税や森友・加計(かけ)学園問題でも首相を追及する構えだ。
新任閣僚の中では国税庁への口利き疑惑を報じられた片山氏に照準を定める。31日の参院本会議で片山氏が「記事には事実と異なる記述がある。説明責任を果たしたい」と答弁すると、野党議員からは本会議後「だったら予算委でしっかり説明してもらおう」との声が出た。(斉藤太郎)
私のコメント : 平成30年11月1日、竹下亘氏「午後はたぶん、片山劇場になるんじゃないか」(12:00)
「午前中は落ち着いた感じですが、午後はたぶん…。片山劇場になるんじゃないかと思います」。自民党の竹下亘前総務会長は竹下派の会合でこうあいさつし、午後の衆院予算委では週刊文春で「口利き疑惑」が報じられた片山さつき地方創生相への野党の追及が激しくなるとの見通しを示した。
竹下亘氏は「激しい議論もありますが、政権を担当する我々は批判も含めて全部受け止めることが、政権を担当する責任だ」と続けた。
自民党の各派閥は毎週木曜昼に会合を開いており、会長らのあいさつが、その後の政治の流れに影響を与えることも多い。




































