「何度乗っても…」 SLやまぐち号 ことし最後の運行 |
山口市にあるJR新山口駅では記念のイベントが開かれ、地元の大学生やサンタクロースの衣装を着た山口県のマスコットキャラクターなどから機関士と車掌らに花束が手渡されました。
そして大勢の鉄道ファンや家族連れを乗せた「SLやまぐち号」は、津和野駅に向けて出発しました。
「SLやまぐち号」は、ことし、7月の西日本豪雨の影響で3か月余り運休したほか、「貴婦人」の愛称で親しまれている蒸気機関車「C57」が車両の不具合で運行できず、「D51」で運行しました。
福岡県から訪れた小学生の男の子は「SLは何度、乗ってもかっこよくて楽しいです」と話していました。
「SLやまぐち号」の機関士、宮本悠平さんは、「ことしは豪雨災害の影響で運行できない期間があり、ご迷惑をおかけしました。来年はC57も運行を再開し盛り上がりたいです」と話していました。
「SLやまぐち号」は来年も3月から土日・祝日を中心に運行される予定です。