知事選で自民県連が大庭氏擁立へ |
一方、関係者によりますと、自民党の県議会議員の半数以上が推す元総務省官僚の丸山達也氏は、推薦が得られなくても立候補する意向で、島根県知事選挙は44年ぶりに保守が分裂する公算が大きくなっています。
ことし4月の知事選挙に向けては、島根県で政策企画局長などを務めた総務省の元官僚の丸山達也氏(48)と、松江市出身で総務省消防庁の元次長の大庭誠司氏(59)、それに▼安来市出身で元安来市長の島田二郎氏(65)の3人が、いずれも自民党島根県連に推薦願を出して立候補に意欲を示していました。
自民党県連の選挙対策委員会は先月、県議会議員や県内の各支部などに聞き取りを進めたほか、9日、東京都内で3人と個別に面談したあと、協議を行いました。
その結果、竹下亘県連会長は記者会見を行い、「県連として大庭氏を県知事候補に決定しました。熟慮の結果、総合的な判断です」と述べて、大庭氏の推薦を党本部に申請することを発表しました。
これを受けて党本部が今後、最終的な方針を決めることになります。
一方、関係者によりますと、自民党の県議会議員の半数以上が推す丸山氏は、推薦が得られなくても立候補する意向で、知事選挙は44年ぶりに保守系の候補どうしが争う、いわゆる保守分裂となる公算が大きくなっています。
知事選挙をめぐっては共産党も独自候補の擁立を目指しています。
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