賃金統計、担当部局が虚偽説明か 厚労省「訪問による調査」 |
1/30(水) 11:29配信 、最終更新:1/30(水) 12:36 共同通信 配信より
厚生労働省で毎月勤労統計に続いて不正が発覚した「賃金構造基本統計」を巡り、2018年に開かれた同省の有識者検討会の会合で、担当部局が実態とは異なる虚偽の説明をしていた疑いがあることが30日、分かった。実際は大半の事業所に対して調査票を郵送しながら、計画で定めた訪問による「調査員調査」を規定通り実施しているとの資料を提出していた。賃金構造統計の調査方法については、総務省統計委員会が16年度に「オンライン調査や郵送調査の実施などの効率化について検討が必要」と指摘。厚労省は17年7月に検討会を設置して見直し作業を進めていた。
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私のコメント : 平成31年1月30日、厚生労働省で毎月勤労統計に続いて不正が発覚した「賃金構造基本統計」を巡り、2018年に開かれた同省の有識者検討会の会合で、担当 部局が 実態とは異なる虚偽の説明をしていた疑いがあることが30日、分かった。賃金構造統計の調査方法については、総務省統計委員会が16年度に「オンライン調査や郵送調査の実施などの効率化について検討が必要」と指摘を受け、厚労省においては、17年7月に検討会を設置し、実態とは異なる虚偽の見直しの作業もしていたことが判明した。