山口県や県内企業で自動車産業推進 マツダと共同で技術開発へ
毎日新聞 2019/06/15 13:51 配信より
© 毎日新聞 マツダ防府工場で生産される「マツダ3」=山口県防府市西浦のマツダ防府工場で、2019年5月31日午前11時5分、脇山隆俊撮影
自動車産業の技術革新に対応するため、山口県や県内企業などで構成する山口県自動車産業イノベーション推進会議が本格的に産声を上げた。11日には山口市内で64社・団体の約120人が参加したセミナーが開かれ、広島県内で取り組む先進事例の講演に耳を傾けた。
県内では金属や樹脂などの素材産業が発達しており、企業の独自技術情報を交換しあうことで、次世代自動車に求められる新技術の開発を目指す。
当面は、防府市に工場を持つ自動車メーカー「マツダ」と共同して技術開発を目指す考え。マツダ側からは高機能複合材料や環境・経済に優しい軽量化技術、振動・騒音対策に役立つ技術の開発が要請されている。
自社技術を積極的に伝え合いながら、開発に取り組む「オープン・イノベーション」という手法で取り組む。なじみがない連携手法ということもあり、まずは県内外の研究者や技術者を対象に「プレワークショップ」を開いて、研究手法を学んでもらう予定だ。
県は今後、多くの業種でオープン・イノベーションの手法で技術連携を推進するための組織「やまぐちR&Dラボ」も同日、スタートさせた。7月以降、県内企業が所有する技術情報などを発表しあう交流セミナーなどを開催。先行して進める自動車産業研究の取り組みも活用する。【祝部幹雄】
私のコメント : 令和元年6月15日、自動車産業の技術革新に対応するため、山口県や県内企業などで構成する山口県自動車産業イノベーション推進会議が産声を上げた。山口県内では金属や樹脂などの素材産業が発達しており、企業の独自技術情報を交換しあうことで、次世代自動車に求められる新技術の開発を目指す。防府市に工場を持つ自動車メーカー「マツダ」と共同して技術開発を目指す考え。マツダ側からは高機能複合材料や環境・経済に優しい軽量化技術、振動・騒音対策に役立つ技術の開発が要請されている。
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