日経平均続落 米株安を嫌気、売り一巡後は下げ渋る |
2019/8/1 9:18 (2019/8/1 9:40更新)、日本経済新聞 配信より
1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まった。一時2万1200円台後半と前日からの下げ幅は200円を超えた。米連邦準備理事会(FRB)は7月31日に約10年半ぶりに利下げを決めたが、パウエル議長の発言を受けて追加利下げ観測が後退し、同日の米株式相場が大きく下落。投資家心理が悪化し、売りが先行した。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も安い。
FRBは31日までの米連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げを決めた。パウエル議長が会合後の記者会見で「長期的な利下げ局面の始まりではない」と発言したのをきっかけに追加の利下げ観測が後退した。米ダウ工業株30種平均は300ドルあまり下げ、日本株にも売りが及んだ。
もっとも、売り一巡後に日経平均は下げ渋っている。大幅な米利下げ観測の後退を受け、日米金利差の縮小は限られるとの見方から外国為替市場では1ドル=109円台まで円安・ドル高が進行。トヨタが上昇するなど輸出関連株の一部に買いが入り、相場の支えとなった。
ファストリや資生堂、花王が安い。東エレクやエーザイが下落している。一方、4~6月期決算で大幅増益となった野村が急伸。TDKや武田のほか、デンソーや豊田通商も上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
私のコメント : 令和元年8月1日、1日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続落して始まった。米連邦準備理事会(FRB)は令和元年7月31日に約10年半ぶりに利下げを決めた。
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米FRB 10年半ぶり利下げ NY株は大幅下落
8/1(木) 6:11 フジテレビ 配信より
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アメリカの中央銀行にあたるFRB(連邦準備制度理事会)は7月31日、政策金利を0.25%引き下げることを発表した。
利下げは、リーマン・ショック直後の2008年12月以来、およそ10年半ぶり。
FRB・パウエル議長は、「(利下げは)世界経済の成長鈍化や、貿易摩擦による景気減速リスクに対処するためだ」と述べた。
FRBのパウエル議長は、景気のリスクに対する予防策として、政策金利を0.25%引き下げ、2%から2.25%の範囲にすると発表した。
アメリカ経済は、失業率が49年ぶりの水準に改善し、株価が最高値の水準で推移するなど好調だが、中国との貿易摩擦が長期化し、景気の先行きは不透明感が増している。
トランプ大統領はツイッターに「いつも通りパウエル議長は、われわれをがっかりさせた」と投稿し、パウエル議長が今後の追加利下げを確約しなかったことに失望感を示した。
ニューヨーク株式市場も追加利下げへの期待感後退から、ダウ平均株価は一時、470ドル以上値を下げる場面もあった。
結局、前の日より、330ドル余り値を下げ、2万6,864ドル27セントで取引を終えた。
(フジテレビ)
最終更新:8/1(木) 9:26
フジテレビ系(FNN)