杏里デビュー40周年 記念アルバム「 ANRI 」 80年代の音楽が私の“核” |
2018.8.3 12:00、産経新聞 配信より
https://www.sankei.com/entertainments/news/180803/ent1808030002-n1.html
「1980年代の音楽は今も人気がある」という杏里(飯田英男撮影)
代表曲「CAT’S EYE(キャッツ・アイ)」などで知られる歌手の杏里(あんり)(56)は今年、デビュー40周年を迎える。1日に発表した記念の最新アルバム「ANRI」には、1980年代を彩った大人向けロックのAORやダンスミュージックを盛り込んだ。杏里は「自分の“核”にあるのは80年代の音楽」と胸を張る。
杏里はテレビアニメの主題歌「CAT’S EYE」(昭和58年)のヒットにより、スターの仲間入りを果たした。当時について「ヒットを出したら人生はバラ色になると思っていましたが、実際は次のヒットを期待されるようになった。綱渡りをしているような心境になり、不安を抱いていた」と振り返る。
それでも、次のシングル「悲しみがとまらない」(同年)もヒットさせた。友達に恋人を奪われた女性の気持ちを表現した内容。米国のAORに精通し、日本では、都会的な雰囲気を織り交ぜた「シティ・ポップス」の旗手になったシンガー・ソングライター、角松敏生(かどまつ・としき)(57)をプロデューサーに迎えた。「角松さんと一緒に音楽作りをしたのは糧になりました。私も洋楽を聴きながら育ちましたが、うたの内容を伝えるために、日本語で歌うことにこだわってきた」と力を込める。
デビュー40周年記念のアルバム「ANRI」(全11曲)の収録曲もタイトルは全て英語だが、ほとんどの歌詞は日本語で表現されている。曲調には自身のスタイルが確立された1980年代のAORやダンスミュージックを取り入れた。半数以上の作曲に携わった杏里は「80年代のAORの洗練されたメロディーと、それとは対照的なリズム主体のダンスミュージック。両方を取り入れたので、変化に富むアルバムができた」と満足げに語る。ヒップホップ出身の歌手、Diggy-MO’(ディギー・モー)との初共演にも挑んだ。
今夏から秋にかけて最新アルバム収録曲を歌うライブツアーを開催中。会場でカップルが誕生するケースが多いため「縁結びコンサート」とも呼ばれており「すてきなご縁が感じられる場にしたい」と、ほほ笑む。往年のヒット曲も歌う予定。「先に進まなければいけないとの思いから往年のヒット曲を歌わなかった時期もあった。でも、そんな楽曲をファンは割と望んでいる。要望を受け入れられるようになったんです」(竹中文)
「1980年代の音楽は今も人気がある」という杏里(飯田英男撮影)
私のコメント : 令和元年9月16日、代表曲「CAT’S EYE」などで知られる歌手の杏里は 昨年、デビュー40周年を迎えている。「1980年代の音楽は今も人気がある」当時について「ヒットを出したら人生はバラ色になると思っていましたが、実際は次のヒットを期待されるようになった。綱渡りをしているような心境になり、不安を抱いていた」と振り返る。「オリビアを聴きながら」、「悲しみがとまらない」、・・・も ヒットさせた。
平成20年(2008年) 7月には、神奈川県 藤沢市より、初代ふじさわ観光親善大使に選ばれている(2代目(2010年~)