毎年、誕生日に祝福メールをくれた故・佐々部清監督 女優デビューした文音が偲ぶ人柄 |
7/23(木) 12:00配信 まいどなニュース 配信より
女優デビュー作を回想する、文音(撮影:石井隼人)
デビュー作にはすべてが詰まっている。7月31日公開の『いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~』に主演する女優の文音(32)のデビュー作は、18歳で主演した映画『三本木農業高校、馬術部~盲目の馬と少女の実話~』(2008)。監督は『半落ち』『ツレがうつになりまして。』で知られる佐々部清(62)。残念ながら今年3月31日に急逝した。
【写真】初めてコメディに挑んだ、女優・文音のジャージ姿
文音は、盲目の馬と心を通わせていく馬術部員・菊池香苗を演じた。「撮影が始まる10カ月前から乗馬練習を始めて、実際の馬術部員のように一連の作業を合宿のような形でやりました。それは芝居のノウハウもわからない私のために佐々部監督が用意してくれた役になるためのレール。時間をかけて大切に作った作品で、自分の財産のようなデビュー作です」と思い入れは強い。
役者としてはもちろんのこと、一人の人間としての立ち振る舞いも教えてくれた。「映画はたくさんのスタッフの方がいて、役者もその中の一部です。家族のようにみんながいて、みんなで一つの作品を成立させる。佐々部監督から最初に言われたのは“スタッフが100人いたら全員の名前を憶えろ”ということ。演技だけではなく、支えてくれる周囲の人を大切にするのがいい役者の条件だと教わりました」と学校のようでもあった。
文音はこの作品で、第32回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。佐々部監督とはその後も交流は続き、テレビドラマ『痕跡や』(2012)、映画『八重子のハミング』(2016)にも出演した。最後の連絡があったのは、今年3月17日の文音の誕生日。
「いつも私の誕生日にメールをくれて、今年は“これからも宜しくな”と書かれていました。亡くなったのはその2週間後です。新型コロナウイルスの影響でも改めて思いましたが、会えることは当たり前ではありません。大切な人と会う時は、これが最後という気持ちで会わなければいけない。そんなことを考えさせられました」と涙を流す。
唯一の救いは、佐々部監督が作り上げた数々の作品が残っていること。「佐々部監督はたくさんの名作を残しているので、いつでも会おうと思えば会える気がする。亡くなったのは悲しいけれど、心の中では生きている。映像の中に佐々部監督の影が見えるんです」と記憶としても記録としても残る映画ならではの奇跡が心を癒す。
デビュー作は、ふとしたときに手に取るフォトアルバムのようなものだ。「初心に戻るという意味で観返すことがあります。観ると佐々部監督の声が聞こえてくる気がするし、元気をもらってもう一度立ち上がることができる。佐々部監督は私に沢山のものを残してくれました」。
昨年から主演映画が立て続けに公開されている。7月31日公開の主演映画『いけいけ!バカオンナ~我が道を行け~』では、自身初のコメディに挑戦した。
「これからどんな時代になっていくのか、どんな作品が生まれるのかはわからないけれど、今回の作品を通して笑いを届けるっていいなと思いました。笑うと免疫も高まるし、みんなが明るい気持ちになるのは表現者として嬉しい」とモチベーションも高まり「まだまだ可能性はあると思うので、これからも変わらず挑戦し続けたい。貪欲に。それがなくなったら終わりですから」。佐々部監督に育てられたという自負を原動力に。
(まいどなニュース特約・石井 隼人)
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最終更新:7/23(木) 12:00
まいどなニュース
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映画「大綱引の恋」完成 披露試写会に市民ら1000人 薩摩川内
(2020/08/08 23:00) 南日本新聞社 配信より
薩摩川内市が舞台の映画「大綱引の恋」の完成披露試写会が2日、同市の川内文化ホールであった。エキストラなど関係者約1000人が、川内大綱引をめぐる愛の物語に見入った。
同作は3月末に急逝した佐々部清監督の遺作となった。
企画・製作・出演した西田聖志郎さん(65)は舞台あいさつで「言葉で表せないくらいの喪失感で、しばらく何も手につかなかった」と振り返り、「湿っぽいのは嫌な人だったから、みなさんが楽しんでいる姿をどこかで見ていると思う」と話した。
映画は都会に出たものの帰郷し、父親の会社でとび職をしている武志(三浦貴大さん)と、下甑島の診療所で働く韓国人研修医ジヒョン(知英さん)の恋模様を軸に、家族や友人同士の絆をオール鹿児島ロケで描く。ハイライトとなる大綱引のシーンは圧巻だ。
鹿児島市から姉妹で訪れた池田昌子さん(52)は「一番太鼓の音が響き渡ると涙が止まらなくなった。川内出身だけど知らなかったこともあり新鮮だった。公開されたらまた見たい」と話した。
10月31日(午前11時、午後2時)に川内文化ホール、来年1月17日にSSプラザせんだい(午前11時、午後3、6時)で特別上映会が行われる。いずれも出演者による舞台あいさつを予定している。問い合わせは川内大綱引を継承する会(川内商工会議所内)=0996(22)2267。
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東京純心大 高校生を受け入れ 5日間「大学体験」
教育 八王子版掲載号:2020年8月6日号 2020 TOWNNEWS-SHA CO.,LTD. 配信より
東京純心大学(滝山町)で7月29日から8月5日にかけての5日間、白鵬女子高等学校(横浜市)の生徒向けの大学授業体験が行われた。
6月に結ばれた教育連携の試みの一環で、幼児保育を教える同大学が、保育コースを有する同高校の生徒に大学授業の導入となる講義を実施した。参加者は高校1年から3年の計24人。
体験授業では、保育についてのディスカッションや、保育園における芸術教育など、計15コマが行われた。体験した高校生は「授業を受け進路について想像が膨らんだ」と話した。
造形授業を担当した井上救教授は、「高校生が手先を動かす場面で特に熱心になっているように感じた。積極的な発言もみられた」と授業の様子を語った。
私のコメント : 令和2年8月9日、今迄には、広島・長崎 原爆 被爆者への国内における 医療体制、その後、コロナウイルス感染症発生にかかわり、日本女子大学 総務課 等 東京都内にある各大学も中においての、山口県 山口市 山口県立大学 加登田惠子学長と私との一連における対応があり、そのため、公立大学法人山口県立大学 前川剛志理事長に対し 私は、下記、「山口県立大学 副学長 田中マキ子教授における経歴、学歴、その関係する文書 並び 山口県立防府商工高等学校 学校運営協議会の運営委員に就任されるにいたる公文書記録(現在までの保存されている期間)のうち「経歴、学歴に関するもの」を提出し、その後、公立大学法人山口県立大学 前川剛志理事長からは、令2山県大第193号 令和2年8月7日、公文書非開示決定通知書が到着する。開示しない理由「条例第11条第2号該当 個人に関する情報であって、公表することを目的としておらず、かつ、職員の職務の遂行に係る情報に含まれないため」と表記されています。
広島・長崎 原爆 被爆者への国内における 医療体制、その後、コロナウイルス感染症対策における、公立大学法人山口県立大学 前川剛志理事長からの、世界に向けての、その情報配信に関しても、今後、コロナウイルス感染症対策 内外における、その医療従事者、および、その薬務 関係者からは、その注目されていかれたいと 内容を一部、その表記もして、私は、切に、ここに、願っております。