台湾新幹線の新車両、日本側の提示価格高騰で破談 「日台協力の象徴」暗礁に |
1/24(日) 19:30配信 産経新聞
台湾北部・桃園市内の高架を走る台湾高速鉄道の車両=2015年1月(田中靖人撮影)
日本の新幹線技術を海外で初めて採用し「台湾新幹線」とも呼ばれる台湾高速鉄道(高鉄)は20日の役員会で、日本側と交渉していた新車両の導入案件を取り消すと発表した。高鉄は日本側が提示した価格が8年前の追加購入時の2・5倍に上るのは高額すぎると反発し、政治案件化していた。今後は日本以外からの導入も検討するとしており、「日台の経済協力の象徴」は暗礁に乗り上げた。(田中靖人)
【写真】日本の新幹線技術を採用した台湾高速鉄道の車両
高鉄は2007年に開業し現在、川崎重工などが製造した「700T」型の車両を1編成12両で34編成、運行。北部・台北と南部・高雄を約1時間半で結ぶ。利用客の増加などから12編成の追加を計画し、19年2月に国際入札を行ったが不調に。昨年8月に再度、入札を実施したが今月20日、「提案価格と市場実態に過大な差がある」として案件を取り消した。
台湾の報道によると、応札していたのは日立製作所と東芝の2社による「日本連合」のみで、日本側は最新の「N700S」型を1編成当たり約50億台湾元(約185億円)で提案した。これに対し、高鉄側は、12年に4編成を追加購入した際の700Tは1編成当たり約20億台湾元だったのと比べ、価格が2・5倍に高騰したことに加え、日本でのN700S型の1編成(日本では16両)当たりの価格約45億円(約12億台湾元)と比べても高すぎると反発。台湾メディアの上報によると、高鉄の役員は「電車ではなく航空機の価格だ」として、値下げ交渉に向け、日台双方の交通当局の介入を希望した。
台湾の林佳龍交通部長(国土交通相に相当)は昨年12月10日、「価格は合理的でなければならない」と発言。これに先立ち、林氏自らJR東海の有力者に手紙を送り、日本連合への影響力発揮を依頼したとの報道もあった。
そもそも高鉄は1997年にいったん独仏企業連合が受注したものの、99年に日本企業連合が逆転で受注した経緯がある。同年の台湾中部大地震を受け、李登輝総統(当時)が日本側を推したとされ、「日台協力の象徴」と位置付けられてきた。日本では「新幹線システムの初の海外輸出例」とされるが、台湾では「欧日混血」と表現され、一部に欧州の安全基準を採用したため、追加費用で日本での販売額より車両価格が高くなる要因も指摘されている。
だが、高鉄関係者の話によると、列車運行システムの特許は日本側が一手に握っているため欧米企業の参入は困難で、一連の国際入札も事実上、日本企業以外に選択肢はなかった。台湾側には、日本側が特許を盾に不当に高い価格を押し付けているのではないかとの不信感もある。
一連の入札案件について産経新聞の取材に、日立製作所は「個別案件の回答は控える」、東芝は「個別の商談に関わり答えられない」としている。
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最終更新:1/24(日) 21:52 産経新聞
私のコメント : 令和3年1月26日、日本の新幹線技術を海外で初めて採用し「台湾新幹線」とも呼ばれる台湾高速鉄道(高鉄)は20日の役員会で、日本側と交渉していた新車両の導入案件を取り消すと発表した。高鉄は1997年にいったん独仏企業連合が受注したものの、99年に日本企業連合が逆転で受注した経緯がある。同年の台湾中部大地震を受け、李登輝総統(当時)が日本側を推したとされ、「日台協力の象徴」と位置付けられてきた。台湾では「欧日混血」と表現され、一部に欧州の安全基準を採用したため、その後、追加費用で日本での販売額より車両価格が高くなる要因も指摘されている。
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「日本側の提示額高すぎる」台湾新幹線、日本連合との交渉打ち切り…「航空機の価格だ」と批判も
1/25(月) 22:32配信 読売新聞オンライン 配信より
台湾新幹線を運営する台湾高速鉄路は20日、日立製作所、東芝の日本連合が提案していたJR東海の新型車両「N700S」の購入交渉を打ち切ると発表した。日本側の提示額が高すぎるとしている。
【動画】新幹線の車両製造工場内に入ってみた
後継車両の入札が打ち切りとなった台湾新幹線(2016年5月、台湾・桃園駅で)
台湾高鉄は、「今後は第三者からの購入も含め、新たな調達戦略の検討を行う」としている。台湾新幹線の利用客の増加などで、新たに12編成を調達することになり、日本側と交渉を進めていた。
現地報道によると、2012年に東芝と川崎重工業の日本連合が受注した現行の「700T」は、1編成あたり約20億台湾ドル(約53億円、当時)だった。だが、今回の日立・東芝連合の提示価格は約50億台湾ドル(約185億円)だったという。
旧型よりも調達が少ないことに加え、台湾向けの独自の仕様に対応するコストがかさむことなどが要因とみられる。
台湾側は提示価格を受け入れず、「航空機価格で鉄道を買うようなものだ」との批判も出ているという。連合を組む日立と東芝インフラシステムズはいずれも「個別案件には答えられない」としている。
07年に開業した台湾新幹線は、東海道新幹線「700系」をベースに台湾向けに開発された「700T」34編成が、台北―高雄間を1時間半で結んでいる。
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日経平均は234円安、前場安値を下回る、昼の時間帯に米株先物やアジア株が軟調推移=26日後場
12:53 配信 モーニングスター 配信より
現在値
東電HLD 426 +17
キヤノン 2,307.5 +82.50
エプソン 1,721 +59
川崎船 1,866 -105
郵船 2,470 -115
26日午後零時45分時点の日経平均株価は、前日比234円38銭安の2万8587円91銭。前場安値2万8592円38銭(前日比229円91銭安)を4円程度下回る水準。後場は、利益確定売りが続き、一時はこの日の安値となる2万8553円66銭(同268円63銭安)まで下押した。昼休みの時間帯に時間外取引の米株価指数先物やアジア株が軟調に推移し、重しとして意識された。その後は下げ渋っているが、戻りは鈍い。
日経平均構成銘柄では、東電力HD <9501> 、キヤノン <7751> 、エプソン <6724> などが値上がり率上位。半面、川崎汽 <9107> 、郵船 <9101> 、JFE <5411> などが値下がり率上位。午後零時45分現在、東証1部の出来高は5億9549万株、売買代金は1兆2551億円。
提供:モーニングスター社
モーニングスター
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最終更新:1/26(火) 12:53 モーニングスター









































