上関原発埋め立て訴訟 敗訴確定 |
01月26日 10時39分、NHK NEWS WEB 配信より
中国電力が、上関町で計画している原子力発電所の建設をめぐり、地元の漁業者らが、海岸の埋め立て工事の許可の取り消しを求めた裁判で、最高裁判所は、26日までに上告を退ける決定をし、漁業者側の敗訴が確定しました。
中国電力が上関町で計画している原子力発電所の建設をめぐり、山口県が、海岸の埋め立て工事を許可したことについて、地元、祝島の漁業者らは、漁場が破壊されるなどとして、許可の取り消しを求めました。
1審の山口地方裁判所は、訴えを退け、2審の広島高等裁判所も、「訴えを起こした漁業者らは埋め立て予定地の漁業権を持っておらず、裁判を起こす資格がない」などとして、訴えを退けました。
これに対して、漁業者側が上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の深山卓也裁判長は、26日までに退ける決定をし、漁業者側の敗訴が確定しました。
また、地元の自然保護団体なども同様に、埋め立て工事の許可の取り消しを求めていましたが、最高裁は、これについても上告を退け、自然保護団体側の敗訴が確定しました。
私のコメント : 令和3年1月27日、中国電力が、上関町で計画している原子力発電所の建設をめぐり、地元の漁業者らが、海岸の埋め立て工事の許可の取り消しを求めた裁判で、最高裁判所は、26日までに上告を退ける決定をし、漁業者側の敗訴が確定しました。1審の山口地方裁判所は、訴えを退け、2審の広島高等裁判所も、「訴えを起こした漁業者らは埋め立て予定地の漁業権を持っておらず、裁判を起こす資格がない」として、訴えを退けていました。しかし、訴えを起こした漁業者側が上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の深山卓也裁判長は、令和3年1月26日までに退ける決定をし、漁業者側の敗訴が確定しました。