「会計学説史」 近代会計学の展開、 経済学博士 峯村信吉 著 より
Ernst Walb の後著 ( Ernst Walb, Finanzwirtschaftliche Bilanz, 2 Auflage 1946, ) では、企業利益のほかに、Betriebsgewinn という概念に言及している。この利益概念は、企業利益が貨幣経済的に計算されるのに対して、gÜterwirtschaftlich に計算されるところに特徴をもっており、製品の生産に関する経営上の収益と費用とを対比して行われる経済価値的計算による利益概念である。この計算で除外される項目は、neutalen Posten といわれるが、これは、一般的、原価計算基準で除外される項目、すなわち、製品の生産と関係のない項目、異常な項目、過大計上の項目(たとえば、過大な減価償却費)等をいう。
( 中 略 ) Ernst Walb の利益概念の本質は、企業利益に求められる。 Ernst Walb の会計学説は、交換経済における資金と給付との対流に注目しているところに特徴があるが、このような現象があらわれるのは、原則として、目的費用、目的収益の性格をもつものと考えられる場合の給付を授受した場合である。
( 中 略 ) このほか、資金と給付との対流がなされない事例として、Zusatzaufwand といれるものがある。たとえば、無償取得の資産を受け入れた場合、資金と給付との対流は存在しないが、当該資産を評価して費用化する場合は、Zusatzaufwand となる。 Zusatzaufwand における給付の受け入れは、資金と給付との対流の例外をなすものである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ernst Walb の会計学説は、E. Schmalenbach における収支計算と給付、費用計算との混淆を解決しようとした点において、企業会計の計算の構造論としてきわめて重要な意味をもっている。Ernst Walb の学説においては、損益計算は給付計算を取り扱い、貸借対照表は収支計算を取り扱うものとして観察される。そこでの給付なる概念は、きわめて広義であり、交換経済における交換の対象となりうる財貨、役務のすべてが含まれるものであって、たんに企業自身の創造した価値のみを意味するものではない。
・・・・・・・・・・・・・・・・
Ernst Walb の学説においては、期間損益計算と収支計算とのギャップを示す項目は、貸借対照表において、
借方に「ZurÜckverrechnete Ausgabe」,(Nachverrechnete Einnahme)としてあらわされ、
貸方側に「ZurÜckverrechnete Einnahme」,(Nachverrechnete Ausgabe)としてあらわれる。
これらの項目は、現金、預金のほか、債権を含めた、広義の資金の在高と、その源泉を示す項目としてとらえられ、いわゆる Zahlungsreihe に属する勘定科目として観察される。
引用文献 「会計学説史」 近代会計学の展開、 慶応義塾大学 私の恩師 経済学博士 峯村信吉 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
エドワーズの資産集団の主観的暖簾 ( 代替取得によって更新される資産集団の暖簾価値の変化 )
暖簾が、将来、超過利益となるべき収益部分の現在価値を示し、しかも、それが、企業なり資産集団の存続しているあいだ、いわば、永久存続性をもって存在したり、あるいは、かなり長期間存続していることがあるのは、企業の資産一部なり資産集団の一部なりが、売却ないし価値の滅失、超過利益となる収益部分が、新たに生ずることになるからである。
このことを、計算理論的にいえば、資産の一部売却ないし価値の滅失、損傷は、当該構成資産の存在によって見込まれる超過利益に相当するだけ、暖簾の価値を減少させるが、一方、代替取得が行われるので、それについて見込まれる超過利益に相当するだけ暖簾が発生して、外見上、長期間、あるいは、永久存続性をもって、ほぼ同じ金額の暖簾が示されることになる。
引用文献 「会計学説史」 近代会計学の展開、 慶応義塾大学 私の恩師 経済学博士 峯村信吉 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Edgar O. Edwards & Philips W. Bell は 「The Theory and Measurement of Business Income,1961」において、意志決定会計の立場から、価格変動差額にかんする活動を holding activity としてとりあげ、財貨、役務を用いて行う生産、ないし流通過程における活動を operating activity から分離することによって、
・・・・・
holding activity による利益は、holding gains という表現で示されているが、このような社会経済的な原因にもとづくものは、「利得」という言葉をあてるのが常であるので、「保有利得」ということになる。保有利得は、取得価額と時価との差額を意味する。・・・・
引用文献 「会計学説史」近代会計学の展開、慶応義塾大学 恩師 経済学博士 峯村信吉 著より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
good will は、計算理論的にいえば、capitalized vlaue と market price とが 対比されて求められているところに 特徴をもっている。 ・・・・
引用文献 「会計学説史」 近代会計学の展開、 慶応義塾大学 経済学博士 峯村信吉 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
暖簾の発生する場合には、その構成資産の価値が、企業なり、資産集団なりの価値に変形、転移するわけでなく、構成資産と異なった価値が成立するからである。わが国の通説的見解では、暖簾の発生する原因として、商号、商標が知られていること、 (1)営業所の立地条件がすぐれていること、 (2)従業員の人格、技術等について信用があること、 (3)取引先にめぐまれていることなどがあげられている。 ・・・・
引用文献 「会計学説史」近代会計学の展開、慶応義塾大学 経済学博士 峯村信吉 著より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
過去、ハーバード大学において、ノーベル経済学賞 授与されたロシア出身の学者 ワシリー・レオンチェフ (Wassily Leontief) とサイモン・スミス・クズネッツ (Simon Smith Kuznets) から経済学等について学んだ 私のゼミナール恩師、慶應義塾大学 商学部 西川俊作教授は、当時、慶應義塾大学 三田にて 一対一にて、私に解説をされて、「Ernst Walb 会計学説」は、今後、ドイツのみならず、日本の会計学説においても重要な会計学説なる等と その説明をなされました。
みんなの投稿を見てみよう
ーーーーーーーーーーーーーーー
「簿記テキスト」会田義雄・会田一男著 国元書房
平成23年9月8日(木)、「簿記テキスト」会田義雄・会田一男著 国元書房に沿って、高等学校教育課程「簿記」授業を行った際に、私が、高校教科書 未記載 国元書房「簿記テキスト」よりの簿記資料を使ったため、山口県教育委員会 教職員課 商業 担当員との間で、私は、学事論争となる。勤務先上司の教頭については、その学事 簿記資料に関しては、触れられず、中立も守られた。その学事内容 核の問題が、現在、山口県教育委員会 教職員課 商業 担当員が、慶應義塾大学において世界でも著名な各教授より私が、学んだ「産業連関表」と「簿記」との関係について 私に、一向に、その教えを請おうとされない要因であると、その時点で、私には、分析できた。また、今までの山口県教育委員会 教職員課 商業 担当職員による、私に対する学術における商業教育の調整が、日本国 高等学校における「産業連関表」と「簿記」との関連教育を・・・してきていたことも平成23年9月8日(木)に私の勤務先にて、明らかになった。
平成22年9月18日(土)、日本大学 広報部 大学史編纂課より、かねてから、お尋ねをしていた、日本大学 商学部 在職中の峯村信吉教授 関係資料についてお便りをいただく。恩師 峯村信吉教授からは、各大学で学んだ弟子への遺言状ともいえる文献資料内容であった。今までの経緯もあって、日本大学 大学史編纂課からの私への資料提供については、日本大学 大学史編纂課へ深く感謝する。何らかの形で、この度についての資料提供、ご恩返しをしたいと日本大学 広報部 大学史編纂課には、感じる。
Ernst Walb の後著 ( Ernst Walb, Finanzwirtschaftliche Bilanz, 2 Auflage 1946, ) では、企業利益のほかに、Betriebsgewinn という概念に言及している。この利益概念は、企業利益が貨幣経済的に計算されるのに対して、gÜterwirtschaftlich に計算されるところに特徴をもっており、製品の生産に関する経営上の収益と費用とを対比して行われる経済価値的計算による利益概念である。この計算で除外される項目は、neutalen Posten といわれるが、これは、一般的、原価計算基準で除外される項目、すなわち、製品の生産と関係のない項目、異常な項目、過大計上の項目(たとえば、過大な減価償却費)等をいう。 ( 中 略 ) Ernst Walb の利益概念の本質は、企業利益に求められる。 Ernst Walb の会計学説は、交換経済における資金と給付との対流に注目しているところに特徴があるが、このような現象があらわれるのは、原則として、目的費用、目的収益の性格をもつものと考えられる場合の給付を授受した場合である。 ( 中 略 ) このほか、資金と給付との対流がなされない事例として、Zusatzaufwand といれるものがある。たとえば、無償取得の資産を受け入れた場合、資金と給付との対流は存在しないが、当該資産を評価して費用化する場合は、Zusatzaufwand となる。 Zusatzaufwand における給付の受け入れは、資金と給付との対流の例外をなすものである。
引用文献「会計学説史」 近代会計学の展開、 私の恩師 経済学博士 峯村信吉 著
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Ernst Walbは、第4表のような内容をもつ給付系列勘定に関連して、費用および収益を、つぎのように概念的に分類している。まず、費用ないし収益を生ぜしめる給付が、経営の活動目的と直接的に結びつく給付であるか否かによって、
Zweckaufward, Zweckertrag と Nebenaufward, Nebenertrag とに分類する。
目的費用ないし収益となる給付には、 (1) 有形資産、無形資産となるべき経済財、 (2) 手数料、保険料、通信費ないし運搬費等の役務給付、 (3) 給料、賃金等の純粋の労働給付、 (4) 利息、割引料等の資本利用を示す給付等があり、給付系列に示されたⅠから Ⅳまでの給付は、概して目的費用ないし収益の性格をもっている。
付随的費用ないし収益は、経営活動の目的を遂行するにあたって付随的に生じるものである。たとえば、付随的費用には、次のようなものがある。
(a) 税金、公課のような zwangswillige Aufwand
(b) 福祉施設などへの給付のような freiwillige Aufwand
(c) 盗難、災害、物理的損傷、景気変動による物価下落などのような偶発的な事象における費消を示す Zufallsaufwand
なお、ここでとりあげられた給付系列勘定によって導き出される利益は、
Ernst Walb の後著 『金融経済的貸借対照表』 ( Ernst Walb, Finanzwirtschaftliche Bilanz, 2 Auflage 1946, S. 74-101 )の概念規定によれば、Unternehmungsgewinn ということになる。
引用文献 「会計学説史」 近代会計学の展開、 慶応義塾大学 経済学博士 峯村信吉著より
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
平成22年9月18日、日本大学 広報部 大学史編纂課より 日本大学 商学部 在職中 恩師、峯村信吉教授 関係資料を私は、いただいている。その資料は、恩師 峯村信吉教授からは、慶應義塾大学、日本大学で学んだ弟子へ遺言状ともいえる文献資料内容であった。
平成25年5月9日、日本大学 大学史編纂課から日本大学 創設者 山田顕義氏の関係資料につき、私は、日本大学 大学史編纂課の職員との連絡対応を持った。
みんなの投稿を見てみよう



私のコメント : 令和3年7月15日、広島県 広島市 松井一実市長が16日に厚生労働省で田村憲久厚労相と面会し、「黒い雨」を巡る訴訟で原告84人全員を被爆者と認定し、手帳の交付を命じた広島高裁判決を受け、国が、上告しないよう要請することを明らかにした。広島高裁判決は、昨年7月の一審広島地裁判決に続き、雨が国の援護対象区域より広範囲に降ったとし、国による、その今迄の「線引き」の妥当性を否定。黒い雨には放射性降下物が含まれていた可能性があり、黒い雨に遭った人は被爆者に該当するとして現行の枠組みを広げる判断を示した。
令和3年7月15日、コロナウイルス感染症対策、並び、外務省 密約書 問題に関係して、山口県 萩市 文化財保護課に行き、萩市文化財保護課 課長と私は、「島根県 隠岐 海士町 後鳥羽院遷幸 800年 島一周神輿渡御 & 隠岐神社大祭 つながる800 後鳥羽院遷幸実行委員会」パンフレット、ポスター をもとに、各関係機関に亙る、対応に関し、面談し、その説明を入れた。
令和3年7月15日、コロナウイルス感染症対策、並び、外務省 密約書 問題に関係して、山口県 萩市議会事務局 に行き、萩市 議会事務局 村本行繁 局次長と私が、令和3年6月7日に、山口県 萩市議会事務局にて、市議会対応の内容に関する、その面談をした内容 その報告事項に関する、萩市議会議長に対する、その公文書公開の請求をし、その報告事項の内容に関る その写しを 山口県 萩市 議会事務局 村本行繁 局次長から いただく。「島根県 隠岐 海士町 後鳥羽院遷幸 800年 島一周神輿渡御 & 隠岐神社大祭 つながる800 後鳥羽院遷幸実行委員会」パンフレット をもとに、各関係機関に亙る、対応に関し、面談し、その説明を入れた。
令和3年7月15日、コロナウイルス感染症対策、並び、外務省 密約書 問題に関係し、山口県 萩市長 受付 に私は、行き、萩市 議会事務局 村本行繁 局次長と私が、令和3年6月7日に、山口県 萩市議会事務局にて、市議会対応の内容に関する、その面談をした内容 その報告事項に関する、萩市議会議長に対する、その公文書公開の請求をし、その報告事項の内容に関る その写しを 山口県 萩市 議会事務局 村本行繁 局次長から いただく。「島根県 隠岐 海士町 後鳥羽院遷幸 800年 島一周神輿渡御 & 隠岐神社大祭 つながる800 後鳥羽院遷幸実行委員会」パンフレット をもとに、各関係機関に亙る、対応に関し、山口県 萩市長 受付窓口の藤田様のもとへ、面談し、その説明を入れた。
令和3年7月15日、コロナウイルス感染症対策、並び、外務省 密約書 問題に関係し、山口県 山口市役所 収納課に行き、その職員のもとへ、私から 審査請求書、並び、「島根県 隠岐 海士町 後鳥羽院遷幸 800年 島一周神輿渡御 & 隠岐神社大祭 つながる800 後鳥羽院遷幸実行委員会」パンフレット、ポスター を 手渡し、各関係機関に亙る、その対応に関する、山口市役所 収納課 職員のもとへ、面談し、その説明を入れた。
◎黒い雨(新潮文庫)
井伏 鱒二/新潮社
◎計量経済学のすすめ (1970年) (エコノミスト・シリーズ)
西川 俊作/毎日新聞社
◎労働市場 (1980年) (日経文庫 経済学入門シリーズ)
西川 俊作/日本経済新聞社
◎長州の経済構造 1840年代の見取り図 (慶応義塾大学産業研究所選書)
西川 俊作/東洋経済新報社
◎福沢諭吉の横顔 (Keio UP選書)
西川 俊作/慶應義塾大学出版会
◎原爆被害者援護法―反原爆論集II
石田 忠/未来社
◎原発に挑んだ裁判官 (朝日文庫)
磯村健太郎,山口栄二/朝日新聞出版
◎原爆被災地に平和を学ぶ (長崎游学マップ1)
長崎文献社/長崎文献社
◎原爆被爆者援護法に関する裁判例
村田英幸/
みんなの投稿を見てみよう
平成26年9月6日(土)、山口県 山口市 にて、昼食時、隣の席にて、ご一緒させていただいた 中野勉公認会計士税理士事務所 公認会計士 中野勉様と対談。内容に関して、慶應義塾大学 商学部に私が在学中に、峯村信吉教授より国際会計、会計理論 等につき、ご教示をいただいた内容、及び、慶應義塾大学 商学部を私が卒業後に、私の恩師 西川俊作教授が、公認会計士試験「経済学」分野の出題委員であった当時、 西川俊作教授から私が、対応していた学事内容、簡略に公認会計士 中野勉様に対し、説明を申し上げた。

