自民支持層、投票するなら河野氏47%、高市氏28%、岸田氏18%
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自民党総裁選公開討論会で話す(左から)河野太郎氏、岸田文雄氏、高市早苗氏、野田聖子氏=東京都千代田区の同党本部で2021年9月20日、いずれも宮武祐希撮影
毎日新聞と社会調査研究センターは25日、自民党総裁選(29日投開票)に関する全国1万人規模のインターネット調査を実施し、総裁選終盤の世論動向を探った。自分が投票できるとしたら誰に投票するかを尋ねたところ、河野太郎行政改革担当相が45%で最も多く、高市早苗前総務相、岸田文雄前政調会長が18%で並んだ。野田聖子幹事長代行は7%だった。
【各候補の主な政策や主張】
◇高市氏が岸田氏上回る 毎日新聞調査 自民党支持層3748人に絞って集計すると、ここでも河野氏が47%でトップとなった。高市氏は28%で2位に入り、岸田氏の18%を上回った。野田氏は4%にとどまった。
「党員なので投票権がある」と答えた69人に限定すると、岸田氏22人(32%)、河野氏20人(29%)、高市氏12人(17%)、野田氏7人(10%)となった。8人が「答えたくない」と回答した。
調査方法が異なるため単純に比較できないが、18日の毎日新聞の全国世論調査で、誰に総裁になってほしいかとの質問に対する自民支持層の回答は、河野氏50%、高市氏25%、岸田氏14%、野田氏3%の順番だった。
調査は、TBSテレビ、フジテレビと合同で実施した。NTTドコモのプレミアパネル(dポイントクラブ、会員数約5400万人)から対象者を無作為に抽出し、メールで協力を依頼。1万90人から有効回答を得た。【仙石恭】
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