発刊前に増刷、販売開始から1週間で重版!話題の一冊「失敗から学んだ一工夫」…著者は県庁の現役課長 |
発刊前に増刷、販売開始から1週間で重版!話題の一冊「失敗から学んだ一工夫」…著者は県庁の現役課長
3/24(金) 21:01 BSS山陰放送 配信より
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発刊前に増刷、販売開始から1週間で重版と、若手社会人の心に刺さる、仕事の仕方の参考書ともいえる話題の1冊が、3月発刊されました。著者はなんと、島根県庁に勤務する現役課長の男性です。
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島根県松江市の書店。
「具体的に上司を説得するための説明のテクニックとか心構えとか参考になって、是非読んで欲しい。」
「下の子への教え方をどう言ったらうまく伝わるかなど参考になっています。」
木谷茂樹 記者
「話題の本のコーナーに置かれたこちらの一冊。若手公務員が失敗から学んだ一工夫とあります。そして著者は、島根県財政課長芳賀健人さん。芳賀さん一体何者なんでしょう。」
タイトルは、「知っていると仕事がはかどる若手公務員が失敗から学んだ一工夫」
著者の芳賀健人さん(32)が勤務するのは島根県庁です。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「(若手)職員と話す中で島根のために頑張りたい、一方で仕事に対して悩みを持っていたり、困ったことがある思いを感じていて、当時28歳だったので同じ同世代として何かできないかなと思ったのがキッカケでした。」
2019年、28歳で総務省から島根県に出向してきた芳賀さん。
仕事のやり方や向き合い方に悩みを持つ若手職員のため、早速動き出しました。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「コロナ禍で(勉強会など)人が集まれない中で、文章として伝えることで若手職員の力になれないかなと思って、掲示板の連載を始めた。」
芳賀さんは、県職員専用の掲示板に仕事のコツや失敗時の対応、メンタルヘルスケアなど、月2回の連載を始めました。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「(掲示板の読者から)私は上司に説明する時、こういう所を気をつけていますとか、私だけだと1つの見方なんですが、色んな人たちの見方を加えることによって、色んな仕事の仕方が伝えられないかなと思って連載をしてきました。」
掲示板は反響を呼び、若手職員だけでなく、管理職や教員、警察官などからも感想のメールが200通以上も届きました。
そして、芳賀さんの連載を耳にした出版社からのオファーで書籍化が決まりました。
島根県財政課 青戸龍一 さん
「慣例的に年数経過したらなんとなく分かることを言葉として落とし込んでもらった。」
島根県財政課 芳賀健人 課長
「経験積めば何となく身に付くようなことをしっかり言語化していくか。」
本には社会人10年目までの読者を想定し、年数を重ねる中で身に着けたいスキルアップ術が書かれています。
芳賀さん自身の経験や失敗から得た内容のほか、若手職員の生の声を取り入れるため、
若手職員6人とチームを結成。
意見を出し合い、より刺さる内容へブラッシュアップさせました。
島根県企業立地課 塚本孝之 さん
「若手職員1部署目から3部署目まで幅広いと思うが、共通するのは付箋を使ったスケジュール管理やタスク管理、細やかな働く上でのテクニック。」
島根県文化国際課 高橋果歩 さん
「本当は上司にすぐ伝えないといけないことをそんなに大事なことだと思わずに、自分で溜めてしまっていて、(上司に)なんでもっと早く言わなかったんだと言われたりした。」
島根県人事課 坂根智美 さん
「周りが忙しそうなとき聞けない、聞けないことがあっても質問できない。」
こうして170ページに及ぶ本が完成。
なんと、発刊前に増刷も決定!
さらに、販売開始から1週間で重版。
一般企業で働く読者からも共感を呼んでいます。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「この本は私1人でなくて、みんなで作り上げた本だと思っています。メールを1つずつくみ上げながら作った本。私だけでなく、島根県庁みんなで作ってきた取り組み。」
では、芳賀さんに仕事の「一工夫」を紹介していただきましょう。
まずは、新社会人となるあなたに向けて。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「社会人になるとものすごい失敗をする。失敗は決して悪いものではなくて、次の成功につながるチャンス。」
「若い方には失敗はポジティブなものとして受け止めて欲しい。そこから何を学ぶかを大切にして欲しい。」
『何が分からないか』が分からないで終わらせず、質問することを怖がらないで1つ1つ学んでいくことが重要とのこと。
次に、仕事を一通りできるようになってきた、2部署目のあなたへ。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「仕事の中でスピードを上げる。スピードと完成度と正確性を高める。スピードを重視し過ぎるとケアレスミスが増えたり、逆にミスしないように何回も繰り返せばそれは良いがスピードも落ちる。今この仕事はどちらを重視するかバランス感を持ってほしい。」
業務が増す中、仕事の優先度や資料の整理整頓、メンタルヘルスケアも大切にして欲しいとのこと。
そして、自立が求められる3部署目のあなたへは。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「外部との交渉や調整業務が増えてくる。大切になるのがコミュニケーション。自分の考えたことを文章に落とし込む資料作り、作った資料をどう上司に説明して納得してもらうかの一連の流れを書いています。」
芳賀さんが書籍化にあたり大切にしたのは、仕事のコツを読んでわかる「言語化」。
ステージ毎に応じて取り組む「成長」。
あらゆる人の仕事の仕方を知る「多様性」。
まさに仕事の仕方の参考書です。
そして、この春、芳賀さんも次のステージへと旅立ちます。
島根県財政課 芳賀健人 課長
「島根(県庁)に4年間在籍させていただきまして、この春東京に戻ることになりました。私なりの『恩返し』でもある。この本を手に取った方々が、少しでも仕事に対して前向きに誇りを持って頑張って欲しいなと思います。」
山陰放送
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最終更新:3/24(金) 21:13 BSS山陰放送
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