山口県、児童虐待の対応件数が過去最多だった…子どもの前で家族に暴力「面前DV」含む心理的虐待が55% |
山口県、児童虐待の対応件数が過去最多だった…子どもの前で家族に暴力「面前DV」含む心理的虐待が55%
12/20(土) 14:43 読売新聞オンライン配信より
山口県、児童虐待の対応件数が過去最多だった…子どもの前で家族に暴力「面前DV」含む心理的虐待が55%(読売新聞オンライン) - Yahoo!ニュース 配信より

昨年度、山口県内の児童相談所と19市町が対応した児童虐待の件数は計1646件(速報値)で、過去最多となった。虐待への社会の関心が高まる中で通報する人が増えたことが背景にあるとみられるが、件数は高い水準で推移しており、県は適切に対応するために関係機関との連携を強化している。(内田詩乃)
「お子さんの安全を確認させてください」「裁判所から許可状が出ています」
山口市仁保下郷の県警察学校で11月中旬、虐待の疑いがある家庭への立ち入り調査などを想定した実務訓練が行われた。児相と県警の職員ら約80人が参加。10人ほどのグループに分かれ、児童虐待防止法に基づいて裁判所の許可を得て強制的に立ち入る「臨検・捜索」の手順を確認した。
県こども家庭課によると、県内で臨検・捜索が行われたことはないが、関係機関との連携を強化しようと、2014年度から合同の訓練を実施している。
近年は高い水準で推移
近年、県内の虐待への対応件数は高い水準にある。昨年度は、前年度から15件増の計1646件で、過去最多だった前年度を上回った。昨年度の内訳は、県内6か所の児相が742件(前年度比110件減)、19市町が904件(同125件増)だった。
児相の対応件数のうち、子どもの前で家族に暴力をふるう「面前DV」などを含めた心理的虐待が408件(55・0%)で最多。身体的虐待246件(33・2%)、ネグレクト(育児放棄)78件(10・5%)――と続いた。
子どもの年齢別では、小学生が302件で最も多く、3歳から就学前が164件、中学生が134件、0~3歳未満が76件、高校生・その他が66件だった。
同課の担当者は「早期発見、早期対応が大前提。日頃から関係機関と連携を深め、あらゆることを想定しておくことで、万が一の場合にも備えたい」と話している。
虐待に関する相談は児相の全国共通ダイヤル「189」や県内の児相、市町で受け付けている。
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