
公明党岩手県本部が開いた演説会で、支持者らの拍手で送られ、会場を去る小沢一郎氏=2026年2月5日午後7時20分、奥州市、長野剛撮影
8日の衆院選で、当選19回を重ねてきた中道改革連合前職の小沢一郎氏(83)が落選した。
1969年の初当選以来、議員バッジを外すのは初めて。かつて2度の政権交代を実現させ、
二大政党制の定着をめざした「剛腕」も高市早苗首相の人気、世代交代の波には勝てなかった。
【写真】開票速報のテレビ画面を見つめる小沢一郎氏の選対幹部や支持者ら=2026年2月8日午後8時3分、岩手県奥州市、坂田達郎撮影
8日夜、岩手県奥州市の小沢氏の事務所。岩手3区での落選が確実になり、
集まった約30人の後援会幹部や小沢氏に近い参院議員らからため息が漏れた。
本人は不在。立憲県連幹部に電話で、「支持者に直接ごあいさつする機会を設けたい。
私の意向もこの機会を通じて県民のみなさんにお伝えしたい」と伝えた。
解散翌日の1月24日、支援者を前に
「もう、ほどほどにせいやという人もいる。
もちろん私もわかっています」
と発言していた。
落選が決まった8日夜、地元では「後継者がいない」と再起に期待する声の一方、
「誰かがたいまつを引き継いでやっていかないと」(立憲民主の地方議員)との声も出た。
■集会の席、埋まったのは7~8割
朝日新聞社
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