新そば供え 五穀豊じょう祈る |
「深大寺そば」は、江戸時代、周辺の農民から納められたそばを寺でうって来客をもてなしたのが始まりとされています。
25日の催しは、寺の門前でそばを提供する店で作る組合が毎年、この時期に行っているもので、境内に設けられた舞台では、白装束姿のそば職人がそばをうちました。
このあと、ことし国宝に指定された「銅造釈迦如来倚像」のほか、「そば守観音」に新そばを供え、五穀豊じょうを祈りました。
寺を訪れた人たちもうちたての新そばを食べることができて、千葉県から家族と訪れた男性は、「深大寺そばは有名で新そばと言うこともあり、大変おいしくいただきました」と話していました。